違法な工場で働かされているかもしれない

三幸製菓の工場の火災をきっかけにして、新潟労働局が県内の米菓メーカーの工場に抜き打ち調査を行い、結果を公表しました。 全体の約7割に法令違反があったとのことです。 100人以上規模の会社でも、半数以上が法令に違反していました。あなたの会社にも同じことが起きているかもしれません。 大きな労働災害が起き… 続きを読む

   

来春から賃金のデジタル払い開始

厚生労働省は11月28日、賃金をデジタルマネーの取扱業者の口座でも受け取れるようになる労働基準法の改正省令を公布しました。改正省令の施行は2023年4月1日。 賃金については、現金払いが原則ですが、例外として銀行口座と証券総合口座が認められていました。これに加えて、厚生労働大臣が指定する資金移動業者… 続きを読む

   

「ウーバー配達員は労働者」都労委が決定

東京都労働委員会は11月25日、宅配サービス「ウーバーイーツ」の配達員らが労働組合法で認められている団体交渉を求める権利があるとする決定を出しました。ギグワーカーに労働者としての権利を認める命令は、初のことです。 配達員らで作るウーバーイーツユニオンは、配達中の事故の補償や、報酬の決め方の透明性につ… 続きを読む

   

ブラック企業に是正指導してほしいと思ったら

会社の振る舞いが目にあまると考えたとき、是正指導してほしいと思うことがないでしょうか。 労働組合や弁護士は指導できない 指導するという場合、指導する人がそれだけの権限をもたなければなりません。 当然のことですが、その辺の通りがかりの人が会社を指導することはできません。 これは労働組合や弁護士であって… 続きを読む

   

それぞれ求めるものが違う職場どうしたら

こんな悩みです。 勤務形態が個々の契約によってバラバラの職場です。それぞれ求めているものも違います。労働者全体の権利を向上させるには、どのような取り組みが必要でしょうか。

   

最低賃金をもう一度引き上げて!国会でも話題に オンライン署名にご協力を

食費や電気代が急激に上がっています。所得の低い世帯ほど日用品の引き上げに、生活が苦しくなっています。その対処には、補助金だけでなく、賃上げが必要です。 賃上げに効果的な政策が、最低賃金の引き上げです。最低賃金は10月に改定されたばかりですが、今の物価高を考慮した金額ではありません。 この秋の物価高を… 続きを読む

   

非正規雇用を縮減するには

非正規雇用とは、一般的に正規雇用の雇用形態ではないことを指します。正規雇用とは、雇用期間に定めがなく、所定労働時間をフルタイムで働き、事業者に直接雇用されている状態です。 非正規雇用労働者は、このような雇用形態のため正規雇用労働者より職務内容において劣るものと位置付けられてきました。結果的に、賃金単… 続きを読む

   

就業規則がパソコンにあるらしい

こんなご相談です。 就業規則が休憩室に置いてありません。聞けば、パソコンで見れるとのこと。ですが、それを開くためのパスワードは教えられていないのですが。

   

有給休暇の買い取りはできません

こんな状況です。 退職が決まりました。業務の引き継ぎのために、ある程度出社しなければなりませんが、そのためには有給休暇が全部消化できません。有給休暇の残りの日数分買い取ってもらうことはできないのでしょうか。 逆の立場になると、こんな話になります。 退職する労働者がいます。引き継ぎをきちんとするために… 続きを読む

   

退職前のボーナスが大幅に減額

あなたの職場では、ボーナス(一時金)が出るでしょうか。それにまつわる相談です。 ボーナスが出たすぐ後に辞めることになりました。そうしたら、ボーナスが大幅に減額されています。このことに問題はないのでしょうか。 最初に確認すべきこと まずは就業規則を確認しましょう。 金額の決め方査定対象の期間 など ま… 続きを読む

   

身に覚えがないのにパワハラの加害者にされた

労働相談の中で一番多いのが、ハラスメントです。 パワーハラスメントは、職場の中の人間関係の優越性をもとに行われます。ですから、いつも上司が部下をいじめるという構図ばかりではありません。 あなたもパワハラの加害者となる立場に立つことがあります。 そんな中で、ある人があなたからパワハラを受けたと訴えたと… 続きを読む

   

途中で帰れと言われたら

こんなご相談です。 シフト制の職場です。管理者から、「今日は仕事の途中で帰ってくれ」と言われました。どうやら、思ったより仕事が少なかったようです。早く帰れることはいいのですが、給料が減るようです。そうしたら、「有給休暇が余っているのだから、それを使ってくれれば問題ない」と言います。

   

残業を減らそう!過労死等の防止啓発月間

毎年11月は、「過労死等防止啓発月間」に定められています。 各地でシンポジウムが開かれるほか、長時間にわたる過重な労働による過労死等に関して労災請求が行われた事業場や若者の使い捨てが疑われる企業などへの重点的な監督指導が実施されます。 身近な人の職場で長時間労働が常態化していないでしょうか。 長時間… 続きを読む

   

降格で給料が下げられた

こんなケースです。 突然降格させられました。それに伴って給料も下がりました。突然のことで驚いています。 人件費を下げたいという思惑も 新型コロナウイルス感染症の感染拡大がなかなか収束しない中で、会社の業績が下がり、人件費をカットしたいという会社があるようです。 しかし、単純に賃金を下げることはなかな… 続きを読む

   

積極的に残業を減らしているのに評価されない

今回は、こんな愚痴を聞きました。 長時間残業が、はびこっている職場です。私には子どもがいるので、テキパキと仕事を進めて、残業をなくすように努めています。以前と比べても、できる仕事の量は変わりません。それなのに、上司は残業の時間だけを見て「がんばりが足りない」と言ってきます。 生産性をあげない会社が悪… 続きを読む

   

レインボーユニオンを紹介します

私たちは、レインボーユニオンです。 2008年に「にいがた青年ユニオン」として誕生しました。労働運動にこれまでなかった若者の感性を活かし、派遣切りやブラックバイトとたたかってきました。 いくら労使対等の原則があっても、労働者が経営者に対して一人で立ち向かうことは困難です。労使のバランスを取るために労… 続きを読む