最賃議事録全国調査(24)

2017年度の地方最低賃金審議会議事録の全国調査の中でも、中身のない議事録というものがあります。
その例を示したいと思います。
三重地方最低賃金審議会です。

人選の理由が意味不明

1回目の専門部会を見てみましょう。
すでに中央目安答申を受けた後になります。

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公益委員の菅野さんがお休みしていますが、公益委員、労働者委員、使用者委員は3名ずつです。
このたった9名が三重県民の運命を決めるわけです。

この9名はどのように選ばれたのでしょうか。
この後に任命経過が記録されていました。

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司会の指導官が賃金室長に振ります。
最賃法と審議会令で、専門部会を作り、公労使3名ずつにすると決めてあります。
本審委員とは別に、専門部会の労使委員は7月13日に公募され、27日に締め切られました。

公益委員は本審委員の中から労働局が選び、使用者委員は定数だけ応募がありました。
問題は、労働委員です。

応募が4名あったと書かれています。
これは、おそらく本審委員の中から3名を送り出したのだけれど、それ以外から1名が応募したのだろうと思われます。

問題の選考ですが、「総合的に判断して」、委嘱したとしか書いてありません。
いったい、何をどう判断したのでしょうか。
外された人は、これで納得できるわけがありません。

金額審議の記録の中身がない

専門部会は第4回まであり、最後は全会一致になっています。
しかし、問題はその途中経過です。

第1回から第4回まで、徹頭徹尾、全部同じなので、これをご覧ください。

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第1回の専門部会ではありますが、労使委員はそれぞれ別の会議室に連れて行かれ、公労、公使の個別協議が行われます。
そして、最後に顔合わせをして終わります。

何を協議しているのか、まったく記録がありません。
これが第4回まで続くのです。

こんな議事録に何の意味があるのでしょうか。
というより、議事録と呼べるのでしょうか。

最賃議事録全国調査(25)に続く

最賃議事録全国調査(24)

具体的な中身が全然わからない三重

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