最賃議事録全国調査(28)

2018年度の中央最低賃金審議会の目安答申が出ているところで、すでに地方最低賃金審議会も専門部会でバタバタしている時期です。

1年前の兵庫を見てみたいと思います。
第5回専門部会で、結論の出た回の議事録です。

兵庫県最低賃金専門部会の第5回目は2017年8月4日に開かれています。
このあたりが10月1日発効させるなら、タイムリミットになる時期なんです。
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結論を急ぎすぎだと思いますが。

話の中身に入りましょう。
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公労会議、公使会議と個別折衝が行われます。
さらに、「労使会議等」が行われています。
労使が直接記録を残さない折衝を行ったようです。

え?
なんで?

そんな疑問をよそに、中央目安25円アップで労使が合意します。
使用者委員の林(直)さんは、三者合意の重み、近畿圏における最低賃金の格差の不合理を理解し取り組むと述べて、そのあたりで落ち着かせた模様です。

次は、答申文の作成です。

部会長の発言です。
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金額は決まりましたから、「答申に盛り込む要望事項」、つまり、付帯決議を確認しています。

使用者委員の林(直)さんから、目安制度への要望の質問が出ます。
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中央最低賃金審議会への要望を入れるかどうかの議論になります。
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公益委員の清水さん、林(芳)さんが後押ししました。

先ほどの3点を加えて、中賃に対する三者合意の要望で4点になります。

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賃上げした中小企業の法人税減税があるという理由で、取り下げます。
ただ、法人税を支払えていない赤字の中小企業には無関係の話のような気もしますが。

とりあえず、法人税減税が外れたので3点の付帯決議がつきます。

事務局が読み上げた該当部分のみ掲載します。後ろはカットします。
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「また、中央最低賃金審議会の目安について、例年、全会一致に至っていないことは、地方においての審議に大きく影響を及ぼすところであるので、今後、全会一致に至るための積極的な取組を行うこと、を強く要望する」

という文面が入りました。

平成30年度地域別最低賃金額改定の目安について」でどうなったのか結論が出ています。
結局のところ、労使の意見は一致せず、公益委員見解で「Aランク27円、Bランク26円、Cランク25円、Dランク23円」と出てきました。

付帯決議って何なんでしょうね。

最賃議事録全国調査(29)に続く

最賃議事録全国調査(28)

付帯決議に中央審議会への要望が入った兵庫なのだけれど

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コメント

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