ブラックバイトに対し満足できる水準で和解!

にいがた青年ユニオンは9月29日、新潟市内の個別指導塾と団体交渉を行いました。

「コマ給」に問題点

県内の大学に通う組合員は、2014年4月からの約1年間をアルバイト講師として勤務。中学生や高校生に授業を教えていましたが、授業以外の準備やうちあわせの賃金、受講生が休んだ時の休業手当が支払われていませんでした。もちろん、これらへの不払いは違法であり、その分の賃金を請求していました。
これは、昨今、個別指導塾で指摘されている「コマ給」と呼ばれる賃金形態で、授業時間以外の賃金支払いを行わない不当な形態です。

先日、労働局へ申し入れを行った際の具体的事例の件となります。

約1時間の団体交渉の結果、詳細は非公表としますが、当事者が十分に満足できる結果が得られました。また、労働基準監督署等の指導もあり、当該企業では今後労務管理が是正されていきます。

学生バイトに対する違法行為をなくせ

いわゆるブラックバイトは、学生バイトに対して、学業と両立できない働かせ方を強いたり、違法な働かせ方を行うものですが、今回の学習塾の「コマ給」はその典型例です。

今春には、厚労省から業界団体へ異例の改善要望が出されるなど社会問題化。初めてバイトする学生らに対する精神的なショックの大きさを考えれば、早急な対応が求められています。

にいがた青年ユニオンは、このようなブラックバイトの相談を多数受けていますが、実際の解決に至るまで行動する学生は、一般労働者と同様、少数です。被害者は多数いて、泣き寝入りしているのが今の現実と言ってよいでしょう。決して良いことではありませんが、いじめを周囲に話すことができない、周囲が傍観する、そんな状況に似ているのかもしれません。

今回の事例は決して特殊な事例ではありません。引き続きブラックバイトを解決すべく取り組んでいきます。

(追記)
9月30日付朝日新聞によれば、にいがた青年ユニオンの新潟労働局への要請を受け、9月24日に学習塾や英会話教室など新潟県内の17事業所に対し、法令遵守を呼びかける周知文を出したとのことです。

新潟労働局が発出した周知文を情報公開しました。

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コメント

  1. ブラックバイト被害対策を労働局に申し入れ - ゆにぶろ より:

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