仕事を休んだから会社に損害あるの?

こんなご相談です。

上司から「仕事を休んだから、会社に損害が出ている」と言われています。どうしたらいいでしょうか。

労働者が休んでも損はしない

上司の言い分について考えてみましょう。
10人の労働者が働いているとします。その中で1人が休んだら、単純に考えれば10分の9の進捗状況になります。売り上げは10分の9に落ちます。
でも、賃金の支払い額も10分の9ですみます。施設にかける金額などは変わりませんが、それはもともと会社が負担すべきものであって、労働者に関係ありません。
つまり、会社は損をしません。

ただ、10人の労働者が直接に並んで流れ作業しているとしたら、その1人の下流の人は仕事できないので、それ以上に進捗しなくなります。でも、もともと、そのようなボトルネックを放置しておく危険性を会社が作っておくことが悪いでしょう。

労働者は休むもの

ところで、労働者は人間です。
人間である以上、体調を崩して休むこともあります。家族の慶弔があって休むこともあります。気分転換のために有給休暇を取って休むこともあります。
人間である以上、休むことは当然です。
この確認は、とても重要です。
なぜなら、私たちは奴隷ではなく、人間です。

労働者は、自分の意思で自分の労働力を処分することができます。
健康を害したり、生活を壊したりしてまで、働く必要はありません。

もしも損害賠償と言われたら

実例で示しましょう。

だるまや通知書

これは、ラーメン店の店長が1ヶ月以上残っている有給休暇を消化するといって急に辞めたから店の営業ができなかったといって、店の売り上げの1ヶ月分の約440万円を支払えという会社側代理人からの通知書です。

会社や弁護士からの要求だけなら応じない

会社や弁護士から要求してきただけというのなら、それに応じない方がよいでしょう。
そもそも、労働者が休んだだけで、会社に損害が生じるというのはありえないことです。また、店舗の営業ができない状態になったというのは、では店長が急に休まなければいけない状態になったらどうするつもりだったのか謎です。

裁判所からだったら

裁判所から訴状が送られてきたのであれば、それを無視してはなりません。無視すると相手の言い分が全面的に認められることになります。
基本的には、弁護士に相談して対処しましょう。
また、会社との直接交渉も行うのであれば、労働組合に加入して対処する方法もあります。

たくさんのことを我慢して頑張っているうちに、いつの間にか自分の人生を仕事やお金に握られてしまっていると感じませんか?

ここでは、あなたはお客様ではありません。
あなたも私も同じ、人生の主人公です。

労働組合には、心と体を守るためのたくさんのツールがあります。
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にいがた青年ユニオンは、労働者自らが真剣に運営する労働組合です。職場との関係、同僚との関係、生活上の心配事なども含めて、あなたと一緒になって考え、共に行動します。

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