試用期間中は最低賃金よりも低い賃金でもいいの?

こんなご相談です。

  • 試用期間を勝手に延ばされました。
  • しかも、最低賃金よりも低い時給です。

これはひどいですね。

ここでは、試用期間と最低賃金について見てみましょう。

最低賃金には減額特例がある

最低賃金は、都道府県別に定められています(産業別に定められるものもあります)。
生活保護との逆転現象が問題となり、その解消が図られてきているところですが、まだまだ低水準で推移しています。

その最低賃金には、次の5つのケースで減額特例が認められることがあります。

  1. 精神又は身体の障害により著しく労働能力が低い
  2. 試の使用期間中
  3. 基礎的な技能等を内容とする認定職業訓練を受けている
  4. 軽易な業務に従事する
  5. 断続的労働に従事する

2つめのケースが、試用期間中に当たります。

減額特例は何でも認められるわけではありません

減額特例は、手続きをきちんととって行わなければ無効です。
また、本採用者が最低賃金と同等程度で、かつ、試用期間中の労働者を著しく低くする慣行が存在する場合のみとされていますので、一般的に認められるものではありません。
それに、試用期間の場合は、最長6ヶ月、最大の減額率20%までです。際限なく適用を免れるものではありません。

つまり、試用期間中だから最低賃金よりも低いということはありえますが、ほぼないといって良いでしょう。
労働基準監督署へ行き、減額特例が適用されているかどうか確認することが最初の一歩となります。

差額は取り戻し、使用者には罰則も

最低賃金法では、最低賃金に満たない契約は、最低賃金での契約を結んだものと見なすと定めています。したがって、最低賃金との差額は、きちんと取り戻すことができます。
また、地域別最低賃金を支払わない使用者には、50万円以下の罰金とする定めがあります。

もしもこのようなことがあれば、にいがた青年ユニオンにご相談ください。

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