アルバイトなのに制服代が自己負担って

求人を見てアルバイトに募集したところ、面接時に「制服は購入してもらいます」と言われました。そういうことはいいんですか。

自己負担は最小限度に

労働者というのは、業務に対して裁量がないから労働者です。裁量があったら、それは社長ですから。

当然、この場合、制服を着て仕事をしろと言われているわけです。

ただ、労働者の自己負担がまったくもって許されていないわけではありません。これから契約するという前に、何を自己負担させるのか、会社側が示してきます。

その中に、制服が入っていることがあります。

貸し出しも多い

もちろん、制服を購入しろと言われて驚いたあなたは、制服の貸し出しを経験しているからでしょう。

制服には、社名が入っています。それとわかるような形になっています。だから、そんな制服で退職後もうろうろされたら困るわけです。

そのため、会社は採用時に貸し出しすることにして、退職時に回収することにしています。回収できないときは、その分の費用w負担してもらうという約束は、見たことがあるでしょう。

購入したら自分のものなの?

では、制服を購入してもらうということは、退職後も自分のものになるという意味でしょうか。

アパレル店などでは、自社製品を購入させて、店員をマネキンとして使うことがあります。割安で販売することもありますが、この場合は、当然、洋服等は自分のものになります。

もし、退職時に店に戻せと言われたら、なぜ購入(一部負担)することになるのか説明を求めてください。あまりにも酷い場合は、そんな会社に入社しない方がいいでしょう。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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