パワハラを相談しようと思ったら

パワーハラスメントを受けたとき、相談できるでしょうか。また、相談しようと決めたら、どこに相談しようか悩むのではないでしょうか。

パワーハラスメントとは

パワーハラスメントとは、職場の優越的な地位を利用し、業務を相当超えた範囲で、労働者の就業環境を悪化させるものです。

いくつかのタイプがあります。

身体的な攻撃…叩く、殴る、蹴るなどの暴力を受ける。書類を丸めて頭を叩かれるなど。

精神的な攻撃 … 同僚の目の前で叱責される。他の人にもわかるようにメールで罵倒する。必要以上に長時間罵倒される。

人間関係からの切り離し … 一人だけ別室に移される。強制的に自宅待機させられる。懇親会に出席させない。

過大な要求 … 仕事のやり方もわからないのにやらされるが、同僚はみんな早く帰される。

過小な要求 … 草むしりだけやらされる。事務職なのに倉庫業務だけさせられる。

個の侵害 … 交際相手についてしつこく聞かれる。配偶者の悪口を言われる。

こうしたことをやられたら、職場へいくことすら嫌になります。時として眠れない、吐き気がする、食事をしたくないなど身体症状になって出てくるので、そうしたときは精神科などの病院にかかってください。

パワハラを相談できる場所

パワハラを相談できる場所で、まず見てみるのは、会社にハラスメント相談窓口があるかどうかです。

ハラスメント相談窓口には、総務部などのように社内にある場合と、弁護士など社外にある場合があります。

それぞれ、どれぐらい役立つかは、おそらく社内で噂になっていると思うので、使えるようなら使いましょう。

次に、行政機関です。セクハラやマタハラは、各都道府県にある労働局が担当です。まず近くの労働基準監督署へ行って相談してみましょう。

弁護士に相談してもいいでしょう。ただ、損害賠償請求できるほどのハラスメントならば、もっと前に止めたいところです。弁護士を通じて、会社と協議してもらう方法もあります。知人に弁護士がいないなら「法テラス」と検索してみてください。

労働組合に加入して交渉する方法もあります。職場環境を良くすることは、労働組合の役目の一つです。精神的な被害の賠償を求めるよりは、環境の改善を中心に求めるのに向いています。

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2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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