妻がパワハラを受けて会社を辞めた

こんなご相談です。

妻が会社でパワハラを受けて、ついに辞めてしまいました。どうしたらよかったのでしょうか。

何をどう支えられたのか

職場のトラブルに直面したときは、健康>生活>仕事の順番で考えてみてください。

まず、健康面ではどうでしょうか。身体的な症状となって表れていないでしょうか。具体的には、ふさぎ込んでいないか、眠れているか、食事が取れていないかなどです。

もし、そうした身体的な症状が出ていたら、「一緒に病院に行ってみない?」と誘ってみてください。

最近は精神科や心療内科のハードルは低くなりましたが、それでもまだ一人で悩むケースもあります。

次に、生活です。パワハラ職場から退職して、すっきりすることもあります。そうしたときは、次の職場を見つけることもいいでしょう。新しい職場に慣れて収入が得られるようになるまで、少し時間はかかりますが、それも一つの選択肢です。

ただ、中にはトラウマになって、たとえば職場でミスをするたびになおいっそう緊張してしまって、新しい職場でもうまくいかないということもあります。

収入が家計を支えているわけですから、安定的な職場であるほどいいのですが、場合によっては、少し仕事から距離を置くのもありです。

最後に仕事です。そもそも、パワハラが横行する職場は変です。こちらに非はまったくありません。そこで、労働組合に加入して、解決に当たることが考えられます。労働組合が会社になくても、地域に労働組合はあります。地域名とユニオンを検索してみてください。

一緒に行動すると心強い

そして、一緒に相談してみましょう。解決方法はさまざまです。家族として怒りも当然わいてくるでしょうし、この先どうしたらいいだろうと悩みもするでしょう。

わからないことだらけなので不安なのは当然です。そういうときだからこそ、一緒に行動しましょう。

まずは順番通り、課題を解いてみてください。必ず解決できるはずです。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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