一人暮らしで低賃金だと生活が大変

こんなご相談です。

一人暮らしをしています。年齢のこともあり、正社員の仕事はだいたい断られます。いまは、時給800円のフルタイムで働きます。個人的に会社と交渉もしますが、生活が大変です。

年齢差別はダメなのだが

本来、年齢による採用差別は違法です。あくまでも本人の能力を見て決めるべきであって、年齢や性別で機械的に区切るものでないためです。
ただ、採用する側としては、長く働いてもらいたいという希望もあり、年齢の低い人を雇いたがるかもしれません。

時給が低すぎる

時給800円ですと、月収は12万円程度になるでしょう。食費に被服費、社会保険料もあれば水道光熱費と必ず出費しなければならないものがあります。一人暮らしをしていると、住宅費もかなりかかります。何かの時のために貯金することもしたいところですが…。
同じような内容で、親元から離れられないという相談も寄せられますが、これは将来大変な問題を引き起こしかねません。

結婚しない若者と言われますが、こうなると人付き合いなどできる金銭的余裕はありません。
定年後の年金生活はどうでしょうか。低賃金ですから、当然、年金額も低くなりますから、心配の種は尽きません。

根本的に変えよう

こうした問題は、あなただけの問題ではありません。私の問題でもあります。

会社と交渉

当面できることとしては、賃金アップの交渉です。
最低賃金は、毎年20円以上上がっている状況なのに、いま働いている人の賃金が上がらないのは、なんとなく不公平感がたまりませんか。
長く働いても昇給しないというのでは、雇われたばかりの人も10年働いている人も同じ賃金になります。長く働くメリットがありません。
こうしたことは、個人で交渉しても解決できません。
労働組合に加入して、会社と団体交渉する方法があります。

最低賃金を上げる

そもそも時給が800円ですが、フルタイム働いても月収は一人暮らしするのに十分ではありません。
普通はそう思いますね。
でも、国はそう思っていません。

こちらをご覧ください。
797893388898ff6d1bfe0b0188bccb2f 一人暮らしで低賃金だと生活が大変

これは、国のデータを元にして、新潟市が公表しているデータです。
標準的な世帯の支出は1ヶ月でこれぐらいですというのです。

一人暮らしだとすれば、12万円ちょっとあればぴったりだというのです。
もちろん、最低限ではなく、標準的な世帯で、です。
何か変だと思いませんか。

国民としての最低限度の生活(ナショナルミニマム)は憲法に保障されていますが、現実には、生活保護水準以下で生活する人がたくさんいます。
生活保護水準は、最低賃金も、年金も、何もかにもの水準に影響し、回り回って、賃金の全体の水準にも影響を与えています。

にいがた青年ユニオンでは、かねてから「最低賃金は、ワーキングプアをなくす水準にすべき」と主張してきました。働いても貧困だというのはおかしいからですし、また、その水準というのは、社会の改善に伴って、引き上がるべきものです。昔は、クーラーなんてなくても当たり前でしたが、今はあります。携帯電話もありませんでしたが、いまは普通に持っています。このように、当然に生活水準というものは向上すべきものなのです。
現在は、具体的な金額として「いますぐ時給1000円、そして1500円を目指せ」と掲げていますが、もちろん、それで終わりではないと思っています。

しかし、何せ国全体の制度なので、みんなでやらないと変わりません。
あなたにもぜひ参加してもらえたらと思います。
そのためには、まず、にいがた青年ユニオンに加入してみませんか。

お問い合わせはメールフォームからお願いします。

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