生活保護のハードルは高くありません

こんな相談が、ここ最近しばしば寄せられています。

生活が苦しいです。どうしたらいいでしょうか。

生活保護を利用することを考える

こういう相談をにいがた青年ユニオンに寄せてくる方は、すでに生活保護のページをご覧になったのではないかと思います。
ただ、正直言って、生活保護制度はちょっと複雑です。
実際、生活保護の担当者だって、全部頭に入っているわけではありません。カンペを見ています。
生活保護の運用マニュアルは、年度ごとに1冊の冊子になって発行されるぐらいですから。

ただ、こう考えてください。
生活保護の申請をしてから、決定になるまで2週間かかります。
2週間で間に合わない場合は30日以内と法律で定められています。
いま手持ちの現金で、その間の生活費が消えてしまうようだったら、生活保護の申請をしてください。

ハードルではない

相談者の方は、「生活保護はハードルが高いと聞いているのですが」と言いました。

いいえ、ハードルではありません。敷居でもありません。
生活保護基準は、水面です。
海抜ゼロメートルです。
その下は、「健康で文化的な最低限度の生活」の下です。
水面の下ですから、息ができませんよね。「健康で文化的な最低限度の生活」ではありません。

ところで、「健康で文化的な」というのはどういう意味でしょうか。
お酒を飲むなという意味でしょうか。いいえ、違います。
趣味を持つなという意味でしょうか。それも、違います。
外食するなという意味でしょうか。まったく違います。

時代によって変わりうる水準かもしれませんね。
たとえば、昔は携帯電話なんて持っているのは、大金持ちだけでした。
PHSだとか、ポケベルだとか。
でも、今は逆に、固定電話がなくて携帯電話だけというケースもありますよね。
ガラケーもそろそろ消えそうですが、おおよそスマートフォンになってきています。

自動車も大金持ちだけでした。
三輪自動車も走っていましたね。
いまは一家に一台ではなく、一人一台の時代です。
軽自動車が増えていますが。

当然、維持費が今と昔では異なります。
生活保護の金額も変わるかもしれませんね。

健康で文化的な最低限度の生活の水面の高さは、その時代ごとによって決められるべきですが、間違ってはいけないのは、ただ生きてりゃいいっていう水準ではないということです。
決められた服を着ろとか、決められたとおりアルコールは飲むなだとか、安いご飯を食べろとか、意味のわからない命令を受けるいわれはありません。
水面の高さを決めて、その基準の中で、自己決定。
これが基本的な考え方です。

まず申請を

生活保護に関しては、とても誤解が多いし、スティグマ(罪の意識)もあるので、申請を躊躇するかもしれませんが、躊躇している日が1日増えれば、苦しい日が1日増えるだけです。早く生活保護の申請をしてください。いろいろ考えるべきことはあるかもしれませんが、申請後に考えて解決すればよいことです。


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生活保護のハードルは高くありません

生活保護を利用する条件はハードルではなく水面です

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