労働のトラブルを解決したいときに仲間にどう働きかけるか

労働トラブルに巻き込まれたくないものですが、実は現に巻き込まれてしまっているはずです。
世の中すべてが、そういう方向へ行っているのですから。
その中でも、酷いのはブラック企業と呼ばれます。

仮に、ブラック企業でなくても倒産したり、倒産する前に辞めてしまうことがあります。

200円でカレーを提供していた飲食店チェーン「原価率研究所」で賃金の未払いがあったとして、新潟労働基準監督署は1日、労働基準法違反の疑いで、同名の運営会社(新潟市中央区)と代表取締役の男性(33)を書類送検した。
書類送検容疑は、アルバイトを含む従業員の男女3人に対し、昨年6~11月分の賃金計約268万円を所定日までに支払わなかった疑い。新潟労基署によると、今年2月に別のアルバイト従業員から賃金が支払われていないとの相談があり、調査していた。
同社は新潟市を拠点として首都圏や関西方面にも進出したが、資金繰りが厳しくなり昨年末までに事業を停止した。

共同通信「賃金未払い容疑で書類送検 200円カレー運営会社」2018年11月1日

新潟では、一風変わった名前と値段で有名でしたが、こういうことも当然起きるでしょう。

仲間がいないと変えられないこともある

前回、こうしたトラブルに遭遇したときに必要な4つのポイントを解説しました。
これは、自分ひとりで何とかなることです。
しかし、職場の問題には、自分ひとりで変えられない問題があります。

自分ひとりだけ正論を述べても、受け入れられなかった経験はありませんか。

この国は、民主主義の国です。
議論を尽くしても、なお意見の対立がある場合は、真実の追究を保留して、多数派の意見でひとまず実行してみるという手段を執ります。
もちろん、社長個人の全責任で決定することもあるでしょうが、その場合は社長の全責任です。
多数派の意見を少し実施してみて、ダメそうだったら立ち止まり再考するということを繰り返すわけです。

したがって、自分が正論だと思っても、まわりもそう思ってもらわなければなりません。
仲間づくりを必要とする場面が出てきます。

理屈っぽくなってはいけない

こう書くと、理路整然と相手に話しかけなければならない気がしますが、それはやってはいけません。
大概の人は、自分が話しすぎて失敗します。

まず、相手がどう思っているのか、質問してみてください。
どんどん、相手に話をさせてください。
もっともっと、相手に話をさせてください。
話がいろいろぐるぐる回り出してしまったら、まとめてあげる必要もあります。
そうやっていると、相手が何に対して不満を持っているか、何となくわかりませんか。
愚痴っぽくなってくるはずです。

きっと、ここに不満があるのだなと思ったら、その話にフォーカスを当ててください。
そして、単なる愚痴ではなくて、それを怒りに変えるように誘導します。

大切なことは、理屈で話しかけるのではなく、怒りを引き出すように聞き出すことです。

解決方法を示す

怒りを持ったとしても、それでどうなるのかわからないと道に迷うだけです。
不満の解決方法を示す必要があります。

割合簡単です。
仲間になればいいのです。

「仲間になりたそうに、こちらを見ている」

あなたは、そんな感じに振る舞ってください。
もし、どうやって問題解決したらいいかわからないときは、にいがた青年ユニオンのような地域労働組合に相談する方法があります。
他に、職場で仲間になりたそうにしている人を見つけて、どんどん仲間を増やしましょう。

ただし、裏切る可能性があるような人は、注意した方がいいかもしれません。

実行あるのみ!みんなで行動!

話をしているだけでは、何も変わりません。
実行あるのみです。

誰に対して、どういう働きかけをすれば問題が解決するのか、考えてみましょう。
その際、労働組合に加入しておいた方が安全だというのなら、そういう方法もあるでしょう。
とにかく、仲間のみんなで話をしながら決めてください。

その際、誰かが先頭に出るようなことは控えてください。
もちろん、仲間の誰かの後ろに隠れて仲間になっているだけの人も問題です。
行動するときは、みんなで行動してください。
そうしないと、誰かが見せしめとしてつるし上げを食らってしまうことがあります。


たくさんのことを我慢して頑張っているうちに、いつの間にか自分の人生を仕事やお金に握られてしまっていると感じませんか?

ここでは、あなたはお客様ではありません。あなたも私も同じ、人生の主人公です。

労働組合には、心と体を守るためのたくさんのツールがあります。一緒にその使い方を学び、身につけませんか?

にいがた青年ユニオンは、労働者自らが真剣に運営する労働組合です。職場との関係、同僚との関係、生活上の心配事なども含めて、あなたと一緒になって考え、共に行動します。

相談は無料です。まずは、お気軽にご相談ください。

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