労働組合で解決!学生バイトだからって遠慮せずに経営者と話し合える方法

先日、相談電話を取ると、それは高校生からでした。
バイト先のことでの相談だったのです。
電話を置いた後ツイートしました。

ホームページを見て電話してくれたそうですが、東京だとのことなので首都圏青年ユニオンの電話番号をお伝えしました。
相談内容は伏せたいと思いますが、同じようにバイト先でのトラブルに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。おそらくそのほとんどはバイトを辞めることで解決を図っていると考えられます。しかし、そういう方法だけではありません。その方法を紹介します。

学生バイトも「労働者」

たとえ学生であろうと、バイトをしていれば「労働者」です。
労働基準法では、労働者はこう定義されています:

第九条  この法律で「労働者」とは、職業の種類を問わず、事業又は事務所(以下「事業」という。)に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。

つまり、

  • 事業に使われている。
  • 賃金が支払われている。

という2つの条件が成り立っていれば労働者です。ここには、高校生だから大学生だから除くといった例外規定はありません。逆に18歳未満の場合には保護規定があるなど労働者保護の決まりは強められています。

学生バイトでも労働組合を通じて改善できる

まず労働組合に加入しよう

アルバイトでも労働者なのですから、当然ですが労働組合に加入して使用者に対する団体交渉を申し入れることができます。
労働組合は、労働者が自主的に作る団体です。どのような労働者がその労働組合に加入できるかは、その労働組合ごとに決めるルールによって違います。たとえば、ある会社の従業員でなければならないとか、正社員でなければならないとかです。自分に合った労働組合を探しましょう。
だいたいどの地域にも加入できる労働組合はあるはずですが、どうしてもというのなら、自分たちで作ることもできます。労働組合を作ることは、どこかに許可を取ったり、設立する届けを出す必要すらありません。労働組合法に沿った規約を作り、自分たちで運営すれば立派な労働組合です。

使用者に団体交渉を申し込もう

労働組合に加入したら、使用者に「団体交渉」を申し入れます。これは、自分たちの労働条件について使用者と協議する場です。このこと自体、使用者は拒否できません。自分たちの要求を使用者は全部受け入れるかと言えばそうではありません。使用者には使用者の理由があるからです。たがいに譲歩しつつ、自分の言い分が屁理屈にならないようにしながら、条件をすりあわせる作業です。

使用者が屁理屈を言って譲らないようなら団体行動権も

使用者側の言い分が理不尽で、頑として譲らないケースもあるでしょう。このような場合は、労働組合側は宣伝行動を行うなど、「団体行動権」を行使します。あくまでも交渉を成立させるための正当な行動です。個人で行えば営業妨害なでで訴えられかねませんが、労働組合の場合は法的に責任を問われることはありません。

学生たちもユニオンを作り出した

このように労働組合は労働者の権利を活用することのできる組織です。若者の雇用条件が悪くなったので、「青年ユニオン」が誕生したように、いま「学生ユニオン」が作られ始めています。

前述の首都圏青年ユニオンには、「首都圏学生ユニオン」が作られました。
ぜひこうした動きを全国に広げていきたいと思っています。

労働組合で解決!学生バイトだからって遠慮せずに経営者と話し合える方法

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