最賃議事録全国調査(25)

2017年度地方最低賃金審議会の議事録全国調査の中で、本審、専門部会の他に、小委員会を設置するケースがあります。
滋賀地方最低賃金審議会は、その一つです。

最低賃金のあり方を検討するために設置

第1回目の本審に、事務局から特別小委員会の設置を提案する箇所があります。
それがこちらです。

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なお、事務局の発言はこの後、特定最賃について述べた箇所がありますが、割愛させてもらいました。

公労使3名ずつを互選で選び、特別検討小委員会を構成します。
労使委員がそれぞれ原則的な考え方をぶつける場所と考えて良さそうです。
ただ、事務局としては、おそらく「滋賀県最低賃金の改定に向けた円滑な審議並びに審議会運営を図るため」というところにポイントを置いているのではないでしょうか。滋賀で過去に何があったかまで調べていませんが、平成16年度の前年あたりに何があったのかわかれば、設置の経過がわかるものと思います。

特別小委員会で何を話し合ったか

特別小委員会が開かれたのは1回だけ。
しかも、議事録が存在せず、議事要旨のみという有様です。

1ページ目から見てみましょう。

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労働者委員は、水準が低いこと、地域間格差に問題意識を持っています。滋賀が全国平均以下であることにも触れています。

2ページ目です。

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労働者委員は、連合リビングウェイジ880円を指標に持ち出してきました。
一方、使用者委員は、法の3要素を持ち出してきて、目安の3%に反発している様子がうかがえます。
また、中小零細企業への支援が十分に役立っていないとしています。

3ページ目の冒頭までです。

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この後は、特定最賃の話に移るので、割愛します。

全体で1時間15分しか開かれていないことからしても、この小委員会の価値はよくわかりません。
通常は、専門部会の1回目で話し合われる内容だからです。

ただ、過去に何か大きな出来事があり、それが尾を引いているのかもしれません。

最賃議事録全国調査(26)へ続く

最賃議事録全国調査(25)

特別小委員会を設置して最低賃金のあり方を検討する滋賀

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コメント

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