最賃議事録全国調査(44)

2018年度の地域別最低賃金で全国ワースト1になってしまったのが、鹿児島でした。
Dランクの隣接県がめやす+2円で結審する中、+1円をやってしまったためです。
その鹿児島地方最低賃金審議会について、1年前のものを見てみることにしましょう。

本審も専門部会も議事録がホームページで公開される

鹿児島地方最低賃金審議会の議事録は、鹿児島労働局のホームページで公表されています。
しかも、本審も専門部会も、どちらも議事録の形でです。
これはプラス評価です。
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議事録を読めば、個別折衝はともかくとして、全部どんな議論をしたかわかります。
とりあえず、ここでは専門部会でどんな議論をしたのか、本審採決に向けて詳細な報告があるのでそれを見てみることにします。

3回目の本審が採決回です。
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専門部会で決定された報告書が読み上げられます。
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このあと、委員氏名、金額、生活保護との関係などがありますが、省略します。

労使双方の基本的な考え方からスタートします。まず、労働者委員から。
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そして、使用者委員から。
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これらは、ある意味テンプレです。
労働側は、政労使合意、生計費、非正規労働者の増大、地域間格差の縮小を主張し、使用者側は賃金改定状況調査の結果、不十分な中小企業支援を主張します。

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第2回目の専門部会は、金額審議を行わずに終わります。

専門部会3回目は、使用者側が目安額なら賛成すると立場を明らかにしますが、労働者側はプラスを譲りません。
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専門部会4回目で周りを気にし始めます。
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専門部会5回目では、結局、労使が一致しないので公益委員見解を示して採決にもつれ込みました。
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その採決の結果がこちらです。
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2017年度は、明治維新150周年で観光客の増加も見込めるという話も出ていたのですが、2018年は全国ワースト1になってしまいました。
さて、どんな議論が行われたのでしょうか。

最賃議事録全国調査(45)に続く

最賃議事録全国調査(44)

議事録公開で先進的な鹿児島

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