「月収50万円必要」は男女格差があると当然なんだよね

ツイッターのトレンドに「人並みの生活」「月収50万円必要」などが入っています。朝日新聞の記事です。

埼玉県内で人並みに暮らすには月約50万円の収入が必要で、子供が大学に入ると支出が急に増え、奨学金がないと成り立たないとする調査結果を、県労働組合連合会(埼労連)と有識者がまとめた。「賃金の底上げとともに、教育や住宅の負担を下げる政策が必要」と指摘している。
朝日新聞デジタル 埼玉で人並みの生活、月収50万円必要 県労連が調査 2017年4月17日

でも、これはわかってました。

夫が正社員で妻がパートならそうなる

埼労連の設定は、通常のパターン。生活実態と持ち物材を調査するものです。そして、2人と子ども2人の4人の標準世帯で計算しています。
なおかつ、この設定がミソです。

こうした積算で、次の各モデルの結果が出た。いずれも夫は正社員で妻はパート勤務、車はない設定。

私たちは、男女とも同じ雇用形態で考えて、最低賃金は時給1500円が必要だと主張しています。
つまり、時給1500円の場合、フルタイムを働くと年収300万円。これで夫婦2人なら世帯年収600万円。こうすれば、子ども2人を養えるので、社会を維持できるという計算です。

しかし、埼労連は、現状により近い男性正社員、パート女性との設定です。
こうなると、世帯収入600万円を実現するには、パートの女性は年収100万円ほどになりますから、正社員の男性は、年収500万円が必要となります。12ヶ月でならせば、月収50万円も驚く数字ではないのです。

現実にはどうしているのか

しかし、そんなの現実とかけ離れていると思っている方も多いのではないでしょうか。
では、どういうからくりで、家計が成立しているのでしょうか。

住宅が狭い

都市の場合、住宅費が高いため、人間として当たり前の生活空間を占めることができません。
狭い住宅で我慢しているわけです。
関係ないですが、東京駅とか異様に人が多いですよね。ストレスを感じます。そんなふうにストレスを感じつつも我慢しているのです。

ちなみに、地方だと住宅事情は割合に改善されるのですが、交通手段が限られるので自家用車が必須になります。こうした出費が追加されます。

残業で貯蓄し、余暇を楽しめない

フルタイムで働く際、週40時間の労働時間と想定していますが、これをオーバーして残業しています。
これによって残業代を稼ぎます。一方、自由時間は減ります。有給休暇を半分も消化しないのですから余計です。余暇時間で消費しなくなります。将来が不安だと言うことになれば、なおのこと。
その貯蓄は、将来の子どもの教育費や老後の生活費として消費されます。

少子化は進行中

現実に、結婚できず、少子化は進行しています。社会は維持されていません。あきらかに壊れる方向へと向かっています。

つまり、人間並みの生活をしていないということです。

早く人間になりたーい!

人間並みの生活をしていないということは、私たちは奴隷でしょうか。
いいえ、「社畜」です。

ダメな会社を献身的に支えてしまう社畜。
演歌に出てくるあれです。
飲んだくれの夫を献身的に支えてしまう妻。

この関係から抜け出すのは、なかなか大変なんですが、やっぱり気がつくしかないんです。
早く人間になりましょう。
人間としての権利を持った存在になりましょう。
一人ひとりがそうなれば、この社会はもっとよくなるはずです。

「月収50万円必要」は男女格差があると当然なんだよね

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