大学生アルバイトが辞めると言ったら損害賠償請求する会社がでてくるブラックな社会になってきた

バイト先を辞めたいと言ったら損害賠償請求してくるという異常な出来事が、日常的になったのでしょうか。
そんな「ブラックバイト」が取り上げられています。

記事は、中日新聞です。
中日新聞「ブラック企業 バイトに賠償請求も 泣き寝入りしないで」(2015年5月11日)

損害賠償されたという例として、このような事例が紹介されています。

「アルバイトの契約期間中であり、辞めることで(受け持っている)顧客の信用を失う。数十万円の損害賠償を請求することもある」。昨年十二月、アルバイトで家庭教師をしていた中部地方の男子大学一年生(19)は、アルバイトを統括していた家庭教師派遣会社の社員からこう告げられ、耳を疑った。

たしかに、労働契約が有期契約であれば、契約期間そのものが労働契約なので、一方的な破棄はできません。しかし、この男性の場合は、病気で仕事を継続できないという診断書が出ていました。それにもかかわらず、会社側はこのような対応を取りました。

心療内科の診断書を会社に提出したが、「この程度では病気とはいえない」と突き返された。

これは、医師の診断を無視する行為で、とうてい許すことはできません。
この男性の場合は、ブラックバイト対策弁護団あいち(名古屋市)に相談し解決したそうです。

損害賠償請求が日常的!?

これはブラックバイト対策弁護団あいちに寄せられた例としては、特殊ではなさそうです。

ブラック企業がアルバイトを辞めようとする学生に損害賠償を請求する事例が、全国で相次いでいる。対策弁護団あいちには、昨年七月の結成以降、三十件以上の相談が寄せられているが、そのうち三分の一ほどが損害賠償を請求されていた。

労働組合もブラックバイト対策に

東京では「ブラックバイトユニオン」も結成されています。

一方、東京などの大学生らが連携して結成した労働組合「ブラックバイトユニオン」は、実際に被害を受けた学生と一緒に企業側と団体交渉を行っている。残業代や深夜手当の不払いなど違法な点を指摘し、未払い賃金などを請求。今年二月には、都内の飲食店で働いていた短大生二人への未払い賃金全額の五万円を勝ち取った。

労働組合に加入して解決を

にいがた青年ユニオンに寄せられる相談にも、「バイト先を辞められない」というものがあります。数十万円の損害賠償請求まで行かなくても、上司から強く言われて怖い、同僚に迷惑をかけると思ってしまうというようなものから、バイト料から意味不明な天引きをされるというものまで、さまざまなケースがあります。

ブラックバイトに対して泣き寝入りする必要はありません。
ブラックバイトの事例や労働契約について解決するための考え方をまとめてあります。あなたも労働組合に加入して、ぜひ解決してください。

学生バイトのトラブル対処へ

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