無期転換を前に退職を促されているのだが

有期契約労働者の無期転換権発生まで1年を切りました。
そこで出てくるのが、その前にクビにしてしまおうとする動きです。

このようなご相談が寄せられました。

派遣で働いています。そして、来年4月に無期転換権が発生します。しかし、会社から「来年度の仕事があるとは限らない。あったとしても条件は悪くなるかもしれないから」と言われています。本当にそういうことがあるのでしょうか。

派遣元で無期転換

本来、労働者派遣で長く同一派遣先で働いているのなら、派遣先で雇われるべきなのです。ただ、それとは別に、派遣元とは有期契約で雇用契約を交わしているのであれば、無期転換権は派遣元に対して行使することができます。

労働条件の変更もあり得るが

無期転換権の行使とはまったく別の事情で、労働条件が変化する条件で契約内容が提示されることはありえるでしょう。それは、「いつも起きることと同じような状況で」という意味でです。
しかし、無期転換権を行使させないために労働条件を悪化させて、雇用契約を更新しないことを意図するのなら、労働契約法の意図とは異なります。

早めに対応を

どんな状況であっても、ぎりぎりまで引っ張るのではなく、とにかく早めに相談することです。相談してから解決するまでに時間がかかるので、仕事がないという期間があればあるほど、生活に困ってしまうからです。

異例ですが、労働局が無期転換ルール逃れの雇い止めに対して是正指導を出しています。

有期雇用契約を反復更新し、勤続5年を超えることが見込まれれば無期契約に転換できる労働契約法のルールが来年4月、本格的に動き出す。この規制を逃れようと、有期雇用労働者に今年3月末での雇い止めを通告していた一般財団法人消防試験研究センター(本部・東京)に対し、東京労働局が2月末、是正を指導した。争議は3月8日、雇い止め撤回で和解。同様の脱法行為が全国で広がりつつあるなか、関係する労働組合は「画期的な指導だ」と歓迎している。
連合通信 脱法行為に異例の文書指導/東京労働局/無期転換ルール逃れの雇い止め

2018年4月前後は、こうしたことが問題になるでしょうから、どんどん労働基準監督署へ駆け込むのも手でしょう。
ただ、労働契約法は、罰則がなく、最終的には司法での判断基準です。したがって、労働組合や弁護士に相談してください。
にいがた青年ユニオンでも相談を受け付けています。メールフォームからお送りください。

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