聞いたこともないルールを持ち出してきた上司に対してどうしたら

今回は、こんなお話です。

となりの係長からなのですが、「なんで仕事中にコーヒーを飲んでいるんだ」と注意を受けました。私の係では、仕事中の水分補給は、家から持ってくる限り、水でもお茶でもコーヒーでもジュースでも何でもいいことになっています。その場で、うちの係の人たちみんなが駆けつけてくれて、うちの係長もふくめて全員で「そんなルールはありません」と言い返したのです。これでよかったのでしょうか。

ルールは意味のあるもので、かつ事前に明確にする必要がある

ルールは、本当はない方がいいものです。
まさに「自由な社会」です。

でも、何かの危険を伴うようであれば、ルールが必要です。
たとえば、交差点で赤信号なのに進もうとすれば危険ですよね。
このように、ルールというものには、その目的や意味が必要です。

それから、ルールを決める以前にさかのぼって不利益なことを適用してはいけません。
これを不利益不遡及の原則と言います。
利益になることをさかのぼって適用してもいいのですが、不利益になるとわからずに、後になって、それはダメだったんです、なんて言われても困りますよね。

それから、ルールとして明確でなければなりません。
契約書や就業規則は文書になっていて、とても明確です。
それと同じように、明確になっていなくてはなりません。
ある人は、こう考えていて、別の人は別のことを想像していたということがないようにしておくべきです。
小さな部署であれば年に1回確認するとか、大きめな部署なら文書掲示しておくとか、そうした手立てが必要です。

ターゲットにされている可能性も

いろいろ尋ねてみると、今回のコーヒーのことだけではないようです。

  1. 休憩時間中にイヤホンをつけて、スマートフォンをいじっている。
  2. 服にリボンがついている。

どちらもあらかじめそれを規制するルールはなく、その都度、こちらの係長に言いつけてきては、はねつけているという状態だったようです。

人間には、相性があります。
それは否定しません。
ですが、職場でそんなことを言ったら、会社としての目的を果たせません。
あくまでも個人の感情ではなく、組織を構成する役割を持つ人として動いてもらわなければなりません。

しかも、となりの係のことです。
別の係の人間が、こちらの係の労働者のことを監視していると考えると、ちょっと気持ち悪いです。
係長のさらに上、課長クラスに事の顛末を伝えてもらって、処理してもらった方がいいかもしれません。

いまの係の労働者はとてもいい味方

それにしても、今回の件で素晴らしいのは、同じ係の人がみんなで集まって反論したことです。
火の粉を浴びないようにと傍観する人もいる世の中ですが、そうではなかったこと。

所属係長が普段からよく係をまとめているそうですが、そうした安心感も手伝って、係として良く団結したと思います。

労働組合も、一人ひとりの労働者が集まって、みんなが行動することを基本にします。
いわゆる御用組合は、所属長兼分会長が先陣切って、全部決めちゃうところが多いのですが、そういうことではありません。
一人ひとりの力を集めて、誰かが先頭を走らなくても大丈夫なようにすることが基本です。
「唐笠連判状」というのがありますが、要はあれです。
そうやって、集団であたることによって職場におけるパワーバランスを変化させます。

おそらく、今のままであれば、となりの係長からの圧力に屈することはないと思いますが、ますますエスカレートするようであれば、何か手を考えてみましょう。


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