試用期間中だからといって最低賃金より低い時給だなんて知らなかったのに

このようなご相談です。

採用時には、試用期間中の賃金額に関して説明はありませんでした。だから、変わらないものと思っていました。
しかし、給料日になって「試用期間中だから」と言われて見てみたら、最低賃金よりも低い時給で計算されていました。
どうしたらいいでしょうか。

労働条件明示書で確認

採用時に説明がなかったとのことですが、今一度、労働条件明示書(もしくは契約書)で確認してみてください。そこに何と書いてあるでしょうか。
賃金に関する約束事ですから、当然、労働条件明示書に書いてなければいけません。
労働条件明示書がもし発行されていなければそれはそれで問題ですし、その場合は、面接等で説明がなかったとのことですから、通常通りの金額で契約がなされたものと考えるのが自然です。

試用期間だからと言って最低賃金よりも低くていいわけではない

試用期間中だったら、最低賃金よりも低い金額でよいのでしょうか。何でもかんでもいいわけではないことは、以前、「試用期間中は最低賃金よりも低い賃金でもいいの?」でも書いたとおりです。
最低賃金の特例適用の手続きがなされているかどうか、管轄の労働基準監督署に確認してみましょう。

行政指導と同時にユニオンに加入して

最低賃金に達しない契約はその部分が無効ですし、そもそも試用期間中に時給が低くなることは同意していないのですから、当然差額を支払ってもらわなくてはなりません。
最低賃金を割っているのであれば、労働基準監督署から是正指導してもらうことが考えられます。これを活用しましょう。ただし、試用期間中の労働者がたくさんいるというのであれば話は別ですが、だれが労働基準監督署に相談したかは容易に推察できるわけです。もちろん、労働基準監督署への申告を持って不利益取り扱いすることそのものが違法ですが、世の中法律どうりにいかないこともしばしばです。「犯人探し」のようなことも行われるでしょう。
その時のために、あらかじめ、)に加入しておいてはどうでしょうか。
最賃割れの時給で計算してくるような会社ですから、社内に労働組合はないでしょう。ですが、お住まいの地域にユニオンがあるはずです。そういう労働組合に加入してください。

これまでは、一人であれこれ対処法を考え、行動する方法をご紹介しましたが、ユニオンに加入すれば、どういう方策が最善そうか、一緒に考える仲間が増えます。ご自身の行動の正当性にも自信が持てることでしょう。

新潟県内でもしもこのようなことがあれば、ぜひ、にいがた青年ユニオンまでご相談ください。いろいろな状況を総合的に考えて、一緒に最善策を見つけたいと思います。

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ここでは、あなたはお客様ではありません。
あなたも私も同じ、人生の主人公です。

労働組合には、心と体を守るためのたくさんのツールがあります。
一緒にその使い方を学び、身につけませんか?

にいがた青年ユニオンは、労働者自らが真剣に運営する労働組合です。職場との関係、同僚との関係、生活上の心配事なども含めて、あなたと一緒になって考え、共に行動します。

相談は無料です。まずは、お気軽にご相談ください。

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行政機関だけでなくユニオンにも加入して対処

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