辞めたいほどの職場、どうする

この時期、いろいろな相談が寄せられます。

入社したばかりです。研修らしい研修も受けていないのに、「指導しても、全然上達しない。実力世界の業界だから、方針転換した方がいいのではないか」と暗に退職を勧められています。もう、こんな職場にいたくないのですが、かといってこの時期に転職も躊躇しています。

働き始めたら、全然休日のない職場でした。社長は「私も年に数日しか休んでいない。あなたも働け」といいます。そんな中で、怪我もしたのですが、休ませてもらえません。社長は「働かないようなら辞めろ」といいます。

「求めているスペックが違った」といわれ、試用期間後に解雇の通告を受けています。とても居づらい状態で働いています。

自己都合で退職すると損をする

自ら辞めると損をすることは、何となく理解しているでしょう。
たとえば、雇用保険の受給条件が厳しくなります。

そうした経済的な理由の他、「嫌な出来事に対して泣き寝入りした」という思い出が、その後、精神的に引きずります。
雇用保険のような経済的な損は、人生全体を考えればわずかです。

しかし、精神的なマイナスは、一生引きずります。
何か壁にぶつかったときに、そのときの出来事を思い出して、すぐに諦めてしまうとか、寝付きが悪くなって体調が悪くなったりします。

冷静な判断は難しい局面かもしれませんが、長期的なスパンでも考えてみてください。

逆転の発想!辞めたくなる理由があるからたたかえる

さまざまなケースの相談が寄せられるわけですが、納得できない理由で辞めさせられようとすること、それに対して無力なこと、その後の就職活動、生活設計などが全部ごっちゃになって頭の中をぐるぐる回ると思います。
まず、すっきりさせましょう。

理不尽な理由で辞めさせようとしている相手は、そこに弱点があります。
なぜなら、社会的に見て、理不尽な行いをしているからです。

理不尽な行いに対して、司法手続きでたたかう方法もあれば、労働組合を活用してたたかう方法もあります。

大概の人は、そうした経験を持たないため、「お金がかかる」「そんな時間はない」と考えてしまいます。

しかし、おそらく相談のケースでは、少額となるため、訴えの提起にかかる費用は1万円未満でしょう。
労働審判のような簡易なものであれば、裁判所へ出向き、窓口の人に相談してみてください。

また、行政が行っている個別紛争あっせん制度のようなものは、あくまであっせん制度ですから、会社が乗ってこなければ使えませんが、会社に話し合う気があるのなら、使える制度です。

労働組合を利用する場合は、お住まいの地域にある地域労働組合に加入します。
にいがた青年ユニオンもそうした労働組合です。
会社と同じ名前の労働組合ではないので、誰でも加入できます。
何をどこまでやりきるかは、組合員のみなさんと相談しながら行えばいいでしょう。

泣き寝入りすれば、精神的なマイナスを引きずるわけですが、こうした行動を起こせば、それは逆転します。
結果として芳しくないことはあるかもしれません。
ですが、それは短いスパンで見れば、芳しくないだけであって、人生全部で見ればプラスに作用します。

「あのときだって、何とか切り抜けられたんだ」という自信が、その後の人生を変えてくれるはずです。

体調を立て直すことは第一

理不尽なことに出会ったときに、相手の弱点を突いて行動することが、長いスパンで考えたときにプラスになることは確かです。
その一方で、あまりにも酷い目に遭って、精神疾患になってしまったときは、話が変わります。

精神疾患になってしまっているときは、健康第一で考えなくてはなりません。
いろいろな行動を起こすにも、自分の生活を営みながら、会社とのたたかいを進める必要があるからです。
家族などの支援を受けられる条件があるのなら、別の選択肢もありますが、まず精神科や診療内なの病院へ行って、体調を整えるようにしましょう。

病院に始めてかかった日が「初診日」となります。
病気の診断書は、そこで発行してもらえますし、障害年金などを申請したくなった場合でも、初診日からの計算です。

ちなみに、診断書は、病気になった原因が書かれることはありません。
たとえば、自分が「職場のパワハラで、寝付けなくなった」と医師に行ったとしても、医師は「職場のパワハラ」かどうかを判断しません。
病名や自宅療養のためどれだけの期間の休職を要するかだけが記載された診断書が出ることになります。

もし、パワハラによる精神疾患を労災として争いたいのであれば、労働基準監督署へ持ち込むことになります。


たくさんのことを我慢して頑張っているうちに、いつの間にか自分の人生を仕事やお金に握られてしまっていると感じませんか?

ここでは、あなたはお客様ではありません。あなたも私も同じ、人生の主人公です。

労働組合には、心と体を守るためのたくさんのツールがあります。一緒にその使い方を学び、身につけませんか?

にいがた青年ユニオンは、労働者自らが真剣に運営する労働組合です。職場との関係、同僚との関係、生活上の心配事なども含めて、あなたと一緒になって考え、共に行動します。

相談は無料です。まずは、お気軽にご相談ください。

mailform 辞めたいほどの職場、どうする

辞めたいほどの職場、どうする

この記事が気に入ったらいいね!しよう

にいがた青年ユニオンの最新ニュース情報をお届けします


Twitterでも最新ニュース情報をお届けしています。

最新情報をチェックしよう!