高校生のアルバイトなのに試験休みもくれないしノルマも課せられる

スーパーやコンビニで、クリスマスケーキの写真を見るようになりました。
さて、こんなご相談です。

高校生の親です。
試験の前だから休みがほしいと申請したのに、休ませてもらえないと言っています。
クリスマスケーキ販売のノルマもあり、まさか親戚に売るわけに行かず困ります。

高校生や学生のバイトは学業優先が常識

高校生や大学生などがアルバイトをしている理由は、学費を稼ぐためです。
つまり、学業との両立であり、学業が優先です。

定期考査があるというのは常識です。
本来は、定期テスト前だけ詰め込み勉強するのはどうかと思いますが、でも身に覚えのある大人が多いはずです。
それなのに、高校生や学生のアルバイトに対して、試験期間休みを取らせないのは、大人として問題です。
本人の希望を最優先にして、シフトを組んでもらわなければなりません。

過度なノルマは問題

そもそも、お店で売っているものを買い取らせるような仕組みは問題です。
クリスマスケーキを買い取る仕事だなんて、契約内容に入っていませんよね。

「クリスマスケーキのホールを2つ売りさばきなさい」という命令ですが、どうしろというのでしょうか。
なぜケーキを買わなくてはいけないのでしょうか。
仮に、1つぐらいは家庭に持って帰って食べたとしても、もう1つなんていりません。
こうしたノルマは、学生バイトに限らず、やめるべきです。

労働局に指導を依頼しよう

学生アルバイトに広がるブラックバイトに対して、厚生労働省と文部科学相が連携して、通知を発出しています。

学生アルバイトの労働条件の確保について

要請内容は至ってシンプルは2点です:

  1. 労働契約の締結の際の労働条件の明示、賃金の適正な支払い、休憩時間の付与などの労働基準関係法令を遵守すること
  2. 学生の本分である学業とアルバイトの適切な両立のためのシフト設定などの課題へ配慮すること

これをもとにして、労働基準監督へ出向いて、相談・指導をお願いしてみてください。

あまりにも酷い事業所なら契約解除を

そんな悠長な指導を待っていられないほど、悪質な雇用主である場合は、保護者として契約を即日解除してください。

親権者若しくは後見人又は行政官庁は、労働契約が未成年者に不利であると認める場合においては、将来に向つてこれを解除することができる。

労働基準法58条2項

悪質さに応じて損害賠償請求なども考えることができます。
にいがた青年ユニオンのような労働組合に加入して、交渉・解決もできます。

こうやって自分の人権を守ることができるという体験は、学生時代だからこそ重要です。
日本の若者は、外国の若者に比べて自己肯定感が低いのですが、正義や人権は必ず守られ、実現するという経験あってのもののはず。
ぜひ、泣き寝入りを勧めるのではなく、積極的な行動を。


たくさんのことを我慢して頑張っているうちに、いつの間にか自分の人生を仕事やお金に握られてしまっていると感じませんか?

ここでは、あなたはお客様ではありません。あなたも私も同じ、人生の主人公です。

労働組合には、心と体を守るためのたくさんのツールがあります。一緒にその使い方を学び、身につけませんか?

にいがた青年ユニオンは、労働者自らが真剣に運営する労働組合です。職場との関係、同僚との関係、生活上の心配事なども含めて、あなたと一緒になって考え、共に行動します。

相談は無料です。まずは、お気軽にご相談ください。

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それ、ブラックバイト!

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