新潟介護クラフトユニオン

誰かに話をすることで、心と身体が楽になり、悩みを解決するきっかけになります。


ホームヘルパー、介護福祉士など介護職員として働くみなさんの労働相談を受け付けています。

相談する
  • 介護の仕事だからと、たくさんのことをあきらめていませんか。
  • 働き続けることができる職場、働き続けることのできる仕事へと変えていきましょう。
  • みんなのために介護保険制度をより良くしていきましょう。
  • 人が人らしく長く生きられる社会づくりをしましょう。
介護で手をつなぐ

高齢化が急速に進み続け、世帯構成の変化もともなっている中、介護サービスには質の高さが求められています。介護保険法が施行され、ホームヘルパーや介護福祉士などの介護職員が増え、資質向上が求められる一方、人材が大きく不足している、待遇が低いなどの課題があります。事業を開始してまもない事業所などには、労働基準関係法令や労務管理に関する理解が十分でなく、「ブラック企業」と呼ばれるところもあります。

介護では当たり前と思っていることも、実は問題のある働かせ方だったりする場合があります。特に、働き始めたばかりの人はそのことを知らず、自分が悪いと思って辞めていったり、低賃金のために生活ができなくなって転職したりする人が後を絶ちません。

そこで、レインボーユニオンは、介護の仕事に関わる問題を解決するために、新潟介護クラフトユニオンをつくりました。あなたが直面する問題をどう解決するか、一緒に探してみましょう。

辞めなくてもいい職場にできます!

介護で手をつなぐ

介護職員を選んだいちばんの理由は、「人と直接関わる仕事をしたい」ということではないでしょうか。しかし、賃金は安く、職員の入れ替わりの激しい職場が少なくありません。

結婚して家庭ができたら続けられるのかと悩む人も多くいます。別の業界に勤める友人を見ると、ため息が出ます。介護職員だからという理由だけで、何年勤めても大卒初任給以下の給料しかもらえない正社員、最低レベルの時給で働くパートやアルバイトがたくさんいることは統計的にも明らかです。仕事内容の割に賃金が低い、人手が低い、休みが取れない、心と体の負担が大きいといった不安もあります。

大きなやりがいと誇りを持ち続け、人が人らしく生きる社会づくりに貢献できる仕事のはずなのに、いつまで続けられるか悩んでいませんか。

職員が長く働き続けられる職場は、誰にとっても、どのような業界にとっても一番いいはずです。なぜ、そうならないのでしょうか。

心と身体に不安はありませんか

介護には、身体的負担が大きいという悩みがつきものです。しかし、介護職員の身体的負担を軽くする器具もあるのですが、積極的に導入している施設はあまりありません。また、介護職員は、直接に人と関わる職業ですから、その精神的負担も大きくのしかかります。介護職員の心と身体のケアは、大きな課題です。

職場の人間関係で悩んでいませんか

いじめやハラスメントはいけないことです。しかし上司や同僚に相談しても解決しない、相談すらできないなんてことはありませんか。人間関係が明るく良好な職場であることが、長く働き続けられる職場です。

ホームヘルパーや介護職員は労働者として守られます

働く

みなさんは通常の労働者と同じです。使用者は、労働関係法令をしっかり守らなければなりません。

  • 移動時間や記録時間などは労働時間です。
  • 週1日しか勤務のないパートでも、有給休暇があります。
  • 事業者の命令で研修や会議に出席すれば、それは当然に労働時間であり賃金が支払われます。
  • 利用者のキャンセルで仕事がなくなっても、最低限、休業手当があります。

生活が苦しいほどの低賃金などの、問題の改善を目指します

納得できないことだらけのまま、理不尽な思いを引きずったまま、職場を去らねばならないことはとても悲しいことです。それまで関わってきた利用者への思いも、そこで断ち切られてしまいます。 低い賃金からくる生活の不安、心身や人間関係の不安などに解決の糸口さえ見つからないようでは、同じことが何度も繰り返されます。これでは、やりがいも誇りもあったものではありません。

労働組合を立ち上げて、あなたの職場でもいろんなことを改善しませんか。介護の仕事だからといって、他の職種に比べて、多くのことを我慢しなければならない理由はありません。

新潟介護クラフトユニオンなら、気軽に相談できます。私たちは、利用者も経営者も働く人も、みんなが幸せになれる方法が最善と信じて行動します。相談内容やプライバシーに関する秘密は厳守します。

介護保険制度を一緒により良くしませんか

今の介護保険制度では、利用者負担が重くのしかかり、必要な介護サービスの利用をあきらめるケースがあります。私たちは公費負担を増やしてほしいと願っていますが、いまの政府にその願いを叶える気配はありません。

一般のブラック企業は、会社のお金もうけのために社員を使い捨てますが、介護業界が全体に低賃金なのは、介護保険制度の縛りがあるせいもあります。政治のしばりも解決しなくてはなりません。

私たちは、介護保険制度が、利用者や家族も、介護職員も、経営者も安心できる介護制度になるように取り組みます。

介護から、より人が人らしく生きられる社会づくりへ

働く

新潟介護クラフトユニオンは、介護の現場で働く人たちの声を通して、より働きやすく暮らしやすい社会を目指します。そのためには、ブラックな経営を正させることはもちろん、職場の環境改善、行政への働きかけなど、さまざまな活動をしていきます。

介護職員が現場で安心して働けることが、利用者や家族、経営者の安心につながります。「介護殺人」などの凄惨な事件は、本当に痛ましいですし、このような事件が繰り返されることは、とてもつらく悲しいことです。改善するためには、安心して介護を受けられる社会、介護で働く人が安心して長く働き続ける社会、安心して介護サービスを提供できる社会でなければなりません。

あなたも、新潟介護クラフトユニオンにお問い合わせください。

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生活に困らないように、困ったときにそこから抜け出せるように、私たちと一緒に活動してみませんか。私たちの生活の苦しさの生の体験から、いろいろな取組を行っています。ぜひご相談ください。

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女性の介護士の方からのご相談です。 利用者からのセクハラで悩んでいます。特に一人勤務の夜勤の時です。 上司に話しても、「それが仕事だ」ときちんと対処してくれません。 どうしたらいいでしょうか。 会社内ではいまでは当然のように問題にされるセクシャルハラスメントですが、介護現場での職員と利用者の間でも想像以上にセクハラ被害があるようで、時折、利用者からのセクハラや暴力などで悩んでいるとのご相談があります。

ゆにぶろ - にいがた青年ユニオン公式ブログ

海外で勤務する介護福祉士の方から、こんな内容のメールが届きました。 日本の介護福祉士の労働条件は悪すぎます。 介護技術も遅れています。 たとえば移乗介護の時、日本では自力で立ち上がることのできない要介護者の両腕を要介護者の脇から腕を入れて持ち上げます。しかし、こちらでは法律で禁止されています。 介護福祉士が腰を痛める危険性が高く、安全と健康を守るため。 そして、要介護者の手や腕に負荷がかかり皮下出血したり転倒する危険性があり、安全を守るため。 国による抜き打ち検査も頻繁にあります。 危険な介護をやめて、一日も早く労働条件を改善してもらいたい。

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