団体交渉 会社とどう進めたら

「労働組合に入って団体交渉しましょう」とさんざん書いてきましたが、具体的にはどうしたらいいでしょうか。

組合員になったことを通告する

まず、最初に行うことは、労働組合を作り、あるいは労働組合に入り、労働組合員になったことを会社に通告することです。最初の要求書と一緒に行うこともあります。

誰が、労働組合員なのか、会社にきちんと通告して、今後の団体交渉その他の取り組みに参加しましょう。

要求書を出す

次に、要求書を出します。

要求書と言っても難しいものではなく、自分たちが働いている労働条件や労働環境をどうしてほしいのか書きましょう。

逆になって考えてみてください。

あなたが会社側として要求書を受け取ったとしたら、その要求書の各項目をイエスかノーで答えられるように書いておくと親切です。

たとえば、「時給を50円アップさせること」、「タイムカードを導入すること」、「休憩がきちんと取れるようにすること」のように、単純に書くといいでしょう。

法律的な根拠があるのなら、それについても言及しておいてください。

団体交渉

いよいよ団体交渉です。

日時や場所は、それぞれ都合ですりあわせてください。会社によっては、参加人数等を制限してこようとするケースもありますが、要求書に即して、必要人数を示すなど、事前折衝が必要なケースもあります。最初に場所や人数を制約してしまうと、その後の交渉もおよそ同じようにしなくてはいけない感じになりますので、頭の片隅に置いておくといいでしょう。

日程は、どうしてもこちらは早いほうがいいわけですが、会社も組織である以上、役員会議にかけるなど、ある程度の日数がかかるのも理解しておきましょう。ただし、無駄に日程を引き延ばすようであれば、抗議すべきです。

最初の団体交渉は、おそらく緊張するでしょう。

ただし、けんかをする場ではありません。要求書に沿って、労働者側の立場と会社の立場を誠実に述べていくことが必要です。

最初のうちは、どうしても自分たちの立場ばかり述べてしまって、時間だけが過ぎてしまいます。場合によっては、感情が高ぶって、口げんかになるかもしれません。

それよりは、会社の立場を述べさせるために、質問するといいでしょう。会社がどのような状況なのか正確に掴まないと、要求実現が難しいためです。自分たちがしゃべる時間以上に、相手にどれぐらいしゃべらせるか、考えておきましょう。

大概そうですが、1回の団体交渉ですべて解決しません。

団体交渉の終わりには、まとめをしましょう。何が決まって、それぞれが何を持ち帰って検討するか、5分でもいいのでふり返りをしましょう。そうしないと、次回に向けてどうしていいかわからなくなるからです。

団体交渉を1回終えるたびに、書面を作成して、何が決まったのか確認する方法もあります。ふり返りを元にして「確認書」はそれぞれの署名捺印を押して、双方異議ないように作成します。要求書と同様、あとですれ違いが起きないように、わかりやすい表現にしましょう。確認書の案を作成する側が有利になるように書く傾向もあるのですが、とにかく双方が納得するようにしましょう。

最初は、労使双方とも慣れないために、多少ぎくしゃくすることがあるでしょう。しかし、交渉を重ねていくたびに、そのわだかまりが消えるように、冷静に話し合ってください。そうすれば、安定的な労使関係が作れるはずです。

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