新潟はラーメン屋さんがたくさんあります。その中で、ひときわ異彩を放つのが「だるまやグループ」。「ちゃーしゅうや武蔵」や「吉相」などののれんを展開し、イオンやアピタのテナントにも出しています。 しかし、株式会社だるまやが運営する店舗で売上が減少し、我聞やダルマ食堂など店舗を閉鎖するところも出ています。

ちゃーしゅうや武蔵

不思議な退職届の動きと弁護士

株式会社だるまやが経営する一兆黒埼店(新潟市西区)に勤めていた店長(当時)が、2016年11月1日、退職届を提出しました。その一部です。

退職届の一部

理由は、「一身上の理由」として、有給休暇を残りすべて利用した後、退職するとして、社長宛に出されています。文面的には一般的なものでしょう。

その約1週間後、店長宛にだるまやの代理人弁護士から「通知書」が送られてきました。書面自体は11月7日付ですが、投函自体も同日なので、受け取り記録から、店長は翌日8日の昼に受け取ったものとなっています。これがその通知書の冒頭です。

通知書の冒頭

通知書の内容の概要は、「急に辞められたから店に損害が出た。30日分の売上相当を賠償しろ。賠償か反論は11月14日までに行え」といったものです。

ところで、その退職届を弁護士から提出させると、おかしなヘッダーが付いていました。これです。

退職届のヘッダー

これは、11月4日に株式会社だるまやから株式会社マテュリティにFAX送信されたことを示していると言います。ところで、自社の従業員の退職届を別会社にFAXするのは一般的でしょうか。ふつうでは考えられませんが、株式会社マテュリティが従業員を実質的な支配従属関係に置いているのなら、話は別です。

株式会社マテュリティは、聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。約2年前に財界にいがたを賑わせた「だるまやお家騒動」に出てきます。長野県にある会社で、だるまや創業者から経営権を購入したとされる会社です。

退職届から通知書まで

まとめると、こうです。

11月1日(火)、店長が退職届を株式会社だるまやに提出。

11月4日(金)、退職届は、株式会社だるまやから、株式会社マテュリティにFAX送信。

だるまや代理人弁護士は、11月7日(月)付で書面を作成し、同日投函。

問題点

有休を消化して急に退職したからということを発端として、1週間以内に、店舗の売上の30日分を支払えと請求をする会社について、みなさんならどう考えますか。


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