時給のわりに多様な業務 それにふさわしい待遇を 長岡ICTサポーターがベネッセと交渉

レインボーユニオンは8月31日、長岡市内の小中学校で働くICTサポーターの労働条件の改善を求めて、ベネッセコーポレーションと長岡市内で団体交渉を行いました。それぞれの学校で求められる業務内容の多さやコロナ禍での対応の変化に比べ、時給1125円で昇給もないことについて見直すよう求めましたが、会社側は、環境の変化によりが業務が変化することは折り込み済みと述べ、待遇改善に後ろ向きな姿勢を示しました。

新型コロナウィルス感染症に関連して、学校において感染を広げないことは重要な取り組みです。会社側に対して、感染者に対する嫌がらせや差別が起きないように、たとえば社内で連絡文書を配るなどの具体的な対応を求めました。会社側は、「現に起きているのか」と問うばかりです。

感染にまつわる出来事について「おそれがあることに対するとりくみとして、現状どういうことが考えられるか具体的なものになっていない」と予防的に取り組む姿勢はありませんでした。また、そのような対応は、まず学校が行うものと答えました。

レインボーユニオンは、新型コロナウィルス感染症にたいする取り組みは、子どもたちの健康を第一に、保護者や地域住民とともに取り組むべき課題だと考えています。

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