これって当たり前?生活保護のあれやこれや

生活保護を受けるのはちょっと…。そういう方は多いのですが、では生活保護とはどんな制度なのか知っている人はほとんどいません。

生活保護は国民の権利

私たちには、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利があります。これを保障するのが生活保護制度です。

生活保護を利用できるかどうかは、とても簡単です。国の定める基準よりも収入が下回れば、生活保護を利用できます。

仕事をしていても、失業していても、現在の収入と比較をします。

生活保護を利用するには、近くの役所へ行って生活保護を利用したいと相談してください。窓口ではあれこれ聞かれると思いますが、躊躇せずに申請してください。誰だから利用しやすいとか、どの地域だから利用しにくいとか、そういったことはありません。

ケースワーカーあれこれ

生活保護を利用するようになると、ケースワーカーが担当者としてついてくれます。暮らしをどうしようか、仕事をどうしようか相談にのってくれます。

残念ながら、ケースワーカーには慣れている人とそうでない人がいます。

やってはいけないのに、やってしまう人がいます。

このニュースのように、あまりにも酷い場合もあります。

北海道苫小牧市は3日までに、同市の生活保護行政を担う部署の20代男性職員が自身のツイッターで、生活保護受給者を「人間ではない」などと中傷する投稿をしていたと明らかにした。

ケースワーカーとして研修が不足している、受け持ちの世代が多すぎるといった問題が指摘されています。

水際作戦

生活保護を利用するかどうかの相談を受ける時に、申請をためらわせるようにすることを水際作戦といいます。

  • 住民票がここにはない。
  • 生活保護を利用することについて、親戚に伝えなければならない。
  • 自宅は売ってもらわなければならない。
  • 自動車は手放してもらうことになる。

このような言い分です。

あれこれ不安になるかもしれませんが、大概は、生活保護を利用した後で考えることです。

生活保護を利用するようになってから

生活保護を利用するになると、担当のケースワーカーが相談にのってくれます。

しかし、生活保護の利用者のことをよく知ろうとせず、自分の考えを一方的に押し付けようとする人もいます。また、その逆に面談もせず、相談にのってくれない人もいます。

これらについても、ケースワーカーの研修不足、人手不足が原因のひとつになっています。

先日はこんなことがありました。

相談したくて役所に訪れた時に、時間制限の張り紙を見て相談しにくいなっと思った生活保護の利用者からの相談がきっかけです。

このケースのように、解決できることはたくさんあります。

なぜか当たり前のことが当たり前ではない。これが生活保護の行政です。これはちょっと、と思ったらどうやったら解決できるのか考えてみてください。一人で解決できないのなら、他の人と力を合わせることで解決できるかどうか考えてみましょう。

レインボーユニオンは、労働組合です。あなたを救済するための組織ではありません。あなたと一緒に仕組みを変えていくことのできる団体です。つまり、あなたの直面した問題は、あなた一人のものではなく、みんなの問題です。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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