研修中だから最低賃金に満たなくてもいいの?

最低賃金額の改定がニュースになっています。最低賃金額は、労働者の生活をそこ座さえする重要な金額。それを下回ってもらっては困ります。ですが、「研修中だから」と言われて最低賃金を下回ることは許されるのでしょうか。

研修中でも最低賃金を下回っていいわけない

誰でも新たな出会いがあり、縁があり、そんなこんなで会社と雇用契約を結ぶこととなりました。

誰もが即戦力ではありません。

同業他社から引き抜かれて、それまずんじゃないのと言われるぐらいな人でない限り、みんな新人です。同じような仕事をしていたとしても、会社ごとに、あるいは事業所ごとにやり方が異なります。転勤でさえ大変だというのにです。

つまり、何が言いたいかというと、だれもが「研修中」の道は通ります。そんなことは当たり前なんです。

したがって、研修中は半人前だから、みたいな理屈を付けて少しでも人件費をケチろうという使用者がいれば、それは法律を知らないただのケチです。当然ですが、 少なくても 最低賃金額は支払ってもらう必要があります。

対処法

この場合は、最低賃金法に罰則があるので、労働基準監督署が取り締まれます。労働時間、賃金額のわかる給料明細などを付き合わせれば、最低賃金額を下回っているかどうかは計算すればわかること。労働基準監督署に行って、申告してください。

たまにですが、逆ギレしてきたり、捕まってでも払わないという悪質経営者もいます。そういう場合に備えて、地域にある労働組合に加入するのも良いでしょう。にいがた青年ユニオンもそうした労働組合の一つですが、検索すれば、必ずそうした労働組合が身近にあるはずです。

契約した金額より最低賃金額に下げていいわけでもない

余計かもしれませんが、雇用契約で定めた時間単価でなく、都合が悪くなると、「最低賃金分だけ払う」と言ってくる使用者がいます。

当然、それもダメです。

最低賃金額は、労働者の生活が酷くならないように法律で強制的に縛っているわけですが、雇用契約は当事者間の守るべき約束事です。

ラーメン屋さんで700円のラーメンを注文しておいて、「500円だけ払う」と言ったら、ただの食い逃げです。

「最低賃金分だけ払う」は、それと同じで、食い逃げ使用者です。

これも同じく、労働基準監督署に申告する方法もありますし、それと同時に労働組合に加入して解決できますので、びっくりせずに対応しましょう。

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