退職代行会社はつかないほうが得策

退職したいときに、会社に対して退職の意志を本人に代わって伝えるサービスを提供する「退職代行」ですが、家宅捜索されたようです。

金銭をもらって本人の代理人となり、退職の手続きを取ろうとすると、これは弁護士法に違反します。

いままでは、あくまでも「退職の意志を伝えるだけ」で見逃されてきましたが、そうはいかないようです。

退職したいときは、以下のようにしましょう。

  1. 退職の意志を会社に伝える。とにかく伝わりさえすればいいので、口頭でも文面でもなんでもかまいません。面と向かっていいたくなければ、退職する意志を書いた書面(会社の様式にこだわらない)を郵送すればいいでしょうし、文章を書くのが面倒なら、口頭でもいいです。一人で行きたくなければ、家族や友人についてきてもらってもいいです。
  2. 有給休暇の残りがあれば、それを全部利用させるように伝えましょう。年次有給休暇は、退職日までの間に、有給で休むことのできる権利です。買い取りは、会社が了解するときに可能です。退職代行を使いたくぐらいのときであれば、あまり会社に行きたくないでしょうから、有給休暇を使って退職日までの間に休みましょう。引き継ぎできていないから休ませない、そんな例はない、など会社があれこれ言っても、その言うことを聞く必要はありません。
  3. 会社においてある私物は引き取りましょう。会社から借りているものは返却しましょう。
  4. 最後の賃金を、きちんと支払うように求めましょう。
  5. その他、会社がよくわからないことを言ってきたら、労働組合に相談しましょう。

労働者には退職の自由があります。無理に引き止められる必要はありません。

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