低賃金労働者の声を生かす審議会運営を!厚労省と交渉

最低賃金大幅引き上げキャンペーン委員会は3日、厚労省に対して最低賃金審議会に低賃金労働者の声を反映するよう求めました。

レインボーユニオンは、議事の公開に関して現在調査をすすめていますが、それに基づく交渉をしました。

現在の審議会の運営では、金額審議を行う専門部会のやりとりが完全に公開されておらず、多くの審議会で異議申し立てまでの会議録が公表されないという問題があります。この場合、異議申し立てする人は、会議の議論の中身がわからないままになります。

そこで、異議申し立て期間の15日から逆算して、答申が出されてから7日以内に議事要旨を公表するよう求めました。

厚労省は、具体的な日数には言及しませんでしたが、労働局に指導すると答えました。

議事録調査において、審議会の中でも最も秘密度の高い二者協議は、複数の局で議事録として記録されていることが明らかになりました。記録していない局の方が多くあり、当然、記録させなければなりません。

「記録すべきは記録させる」と答えていますが、その一方、記録に値すべきかどうかの判断があるともしており、今後は、すべて記録させるようにしなくてはなりません。

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