ギグワーカーにも保護を!

新型コロナウィルスが世界中に大きな混乱をもたらしています。

ある人は失業したり、生活面では対面での受け取りを避けるようになりました。そこで大きく広がったのが、ギグワークです。ギグワークは、単発の仕事を請け負うような働き方です。失業者や時短された労働者も参入しやすい働き方です。

この働き方は、仕事の発注者と受注者という関係で、雇用者ではないとされ、労働法の保護を受けられずに来ました。しかし、ギグワーカーは一般の個人事業主のように完全に独立しているのではなく、企業は報酬を決定し、仕事をあまり請け負わないギグワーカーには、次から仕事を紹介しないなど、これが大問題になっています。

欧州連合(EU)の行政府にあたる欧州委員会は12月9日、スマホのアプリなどで単発の仕事を請け負うギグワーカーが、社員と同等の扱いを受けられるようにする法案を発表したと報じられています。

ギグワーカーは、雇用主の元で働く「労働者」と自分で仕事の内容を決められる「個人事業主」の間のような働き方です。日本でも、ヨーロッパのような規制が必要です。

ギグワーカーも、労働組合を結成する権利があります。みんなで声を上げなくてはなりません。ぜひ大きく運動を広げていきましょう。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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