消費税10%に上がるんですが大丈夫?

明日10月から消費税が10%に値上げされます。1万円の物を買うときには1000円の税金を取られます。かつて、大型間接税である消費税が3%で導入された後、5%、8%へと少しずつ増税されてきました。そのたびに景気が悪くなりました。

明日からどういう生活になるだろう

生活費としてかかる費用に税金がかかります。当然、買い控えをします。

税金は、本来、消費するところにかけるのではなく、もうけを得るところにかけるべきです。たとえば、所得税や法人税といった直接税です。もうけをうみだすところにかければ、もうけを生み出せた人だけが払うので、問題が少ないわけです。

所得税の累進課税を昔のように強化して、法人税にも累進課税を導入すれば、いいのではないでしょうか。

最低賃金も上がるけど

最低賃金も10月中に上がってきます。新潟県では時給803円から830円になります。しかし、その効果は、消費税の増税で打ち消されていきます。

最低賃金が上がることで直接に影響を受ける人は、まだまだワーキングプアなので、賃上げすれば生活費に回ります。それがせっかく地元で消費されて、地元企業に行くかと思えば、消費税として国に吸い上げられます。

最低賃金を上げても、消費税を上げられたんでは、中小企業支援になりません。

政治の話は身近

こうしてみると、政治の話は身近だと思いませんか。

政治によって、消費税が上げられます。これによって、私たちの生活が変化します。もしも消費税が下がったらどうでしょう。昔のように、消費税がなくなったらどうでしょう。おそらく、私たちの生活が変化します。

ちなみに、最低賃金も、政治の影響を大きく受けます。

政治の話は、本当に身近です。

議員になるために立候補するには勇気がいるかもしれません。でも、家族や友人など、周りの人と生活のことを話題にしたり、それを元にして投票したりすることは、とても大切なことです。

消費税が上がるこの機に生活と政治のことを考えてみませんか。

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2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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