組合費は高い?低い?使い道をよく理解しよう

労働組合は、労働者が自主的につくる組織です。したがって、そこで行動するために必要なお金は組合員から集めることになります。

労働組合に加入するときに、組合費のことが気になるはずなので、それについて見ておきましょう。

加入させられるときは強制的に天引きされることが多い

ユニオンショップ協定を結んでいて、労働組合へ強制的に加入させられたりすると、いつの間にか組合費を天引きされているケースがあります。これは労働組合と会社がチェックオフ協定を結んでいるためです。

チェックオフ協定は、労働組合に代わって、賃金から組合費分を差し引いて賃金を支払い、組合費分をまとめて労働組合へ納める仕組みです。

ユニオンショップ協定がなくても、チェックオフ協定を結んでいるところもあります。たいがい、賃金に比例して組合費が決められているはずです。

御用組合がこの制度を利用すると、とてもやっかいです。自分は組合員だという自覚のないところで組合費だけ納めなければならないからです。

組合費の使い道

嘆いていてもしかたないので、組合費の使い道について見ていくことにしましょう。

まず、会議などの行動費です。交通費やレンタル会議室を借りたりします。にいがた青年ユニオンの場合は、交通費がどうしても多くなります。逆に、職場分会では、そこまでではないかもしれません。

上部組合があると、上部加盟費が必要になります。ナショナルセンターだけでなく、いろいろな労働組合が集まって、力をあわせて活動するわけですが、労働組合の集まりには、労働組合員個人がいるわけではないので、労働組合ごとにその費用分担が割り当てられています。

事務所の費用もあります。事務所を借りていれば事務所費が発生します。紙やテープ、はさみなどの事務用品も使うでしょうし、複合機や電話機など備品のようなものも必要となります。電話回線の維持など、細々とした出費がつきものです。

役員報酬も必要です。役員の肩書きが付いていると、いろいろと仕事が回ってきます。公平性を保つために出費することがあります。

闘争基金もあります。組合活動中に事故等が起きた場合のために蓄えておくための資金です。小さな労働組合では、これがほとんどないこともありますが、大きな労働組合で、それほど活動が多くないと、この基金がたくさん貯まっていることがあります。

まるで町内会

こうして見てみるとわかるように、まるで町内会の予算と同じです。

労働組合は、会社ではないので、もうけを出すために運営しているわけではありません。どちらかといえば、町内会と同じです。

金額が高い、低いは人それぞれの感じ方もあります。

ですが、ちゃんとたたかう労働組合なら、高いとは感じないはずです。また、自分自身がどうして労働組合に関わることになったか、その原点を忘れなければ、高いとは感じないはずです。

組合費が高い、低いは、労働組合に対する期待と、生活費とのバランスの上に成り立つことです。

もうすでに労働組合に入っている人は、今一度予算書を見てみてください。

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