職種を変えられて減給!これってパワハラでは?

こんなご相談です。

長年技術職で勤めてきました。しかし、慣れない別の部署に配属されて大きく減給されました。定年間近で、こんなことをされては生活も大変です。どうしたらいいでしょうか。

パワーハラスメントの可能性

長年技術職を勤めてきた相談者に対して、いきなり別の部署への配置換えを行い、その結果、大幅な減給になるといういきさつだけ聞いてもパワーハラスメントの可能性が大きいでしょう。

詳細を聞けば、その前に上長との衝突があったそうですので、役職の権限を振りかざしてのハラスメントと思われます。

会社がハラスメントと認定しないとき

パワーハラスメントだと自覚したとしても、問題は、会社がどう判断するかです。

相談者の場合、会社に相談したところ、「それはパワーハラスメントではない」と判断。異動を正当なものと判断しました。

このような場合、2つの方法が考えれます。

まず、訴訟を視野に弁護士に相談することです。そのためには、できる限り文書にして証拠を作りましょう。

上長がいつ何を言ったか、それに対して周囲はどう感じていたか、自分の記憶が新しいうちに、文章に残す作業です。ここがとても大切です。

記憶は改変されていきます。第三者から見て筋道が通るかどうか、これは必要な作業です。

もう一つは、ユニオンに加入することです。会社に労働組合がない場合、あるいは御用組合しかない場合は、お住まいの地域にあるユニオンに加入することになります。

ユニオンは、会社の枠を超えて労働者が自主的に構成する労働組合です。助けてくれる組織というよりは、自立的に行動するための組織です。

ユニオンに加入すると、会社に対して部下として個人的なお願いをするのではなく、会社と対等なユニオンという団体が交渉を申し入れることになり、交渉そのものを会社は拒否することができません。

ユニオンは、会社の行ったことに関連した宣伝をおこなったりすることができます。これは、個人では簡単にできることではありません。そうした行動を、自分が当事者であり、リーダーとして活動すれば、たくさんの組合員が協力してくれるでしょう。

あきらめないことが大事

賃金が下げられて生活が苦しくなると、弁護士に依頼するときの費用も、ユニオンの組合費の納入もおっくうになって、いっそのこと会社を去ってしまおうと思うことも出てくるでしょう。

それは自然な感覚です。

ですが、次の会社に行って、うまくいくという可能性は100%ではありません。いまここで、自分に降りかかる火の粉を振り払う作業をしておかないと、次の火の粉を振り払うことができません。

自分の人生です。

よりよく生きるために、あきらめないで踏ん張ってみてください。そんな姿のあなたに対してなら、他の組合員は協力を惜しまないでしょう。

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