着替えはタイムカードを押してからやれと言われた

こんなご相談です。

スーパーでパートとして働いています。店長は、「終業時刻のタイムカードを押してから、着替えて帰るように」と言われています。着替えは労働時間に入るとも聞いたのですが、どちらが正しいですか。

結論から言えば、スーパーで着る制服の着替えは労働時間に入れるべきです。

労働時間とは、使用者の指揮命令下にある時間です。スーパーで仕事をするとき、その制服を着なくてはなりません。また、家から着てこれるわけでなく、更衣室で着替えるように言われています。

したがって、着替えを済ませてから、タイムカードを押して、帰るようにすべきです。

まず、店長にこのことを伝えてください。

もし、伝えにくいようであれば、労働組合を通じて申し入れましょう。

会社に労働組合があれば、まずそれを試し、それでもダメなら、地域で活動する労働組合に相談してみましょう。

たとえば、私たちレインボーユニオンは、新潟で活動する地域労働組合です。そうした労働組合は、全国各地にあります。お近くで探してみましょう。

それと同時に、一緒に働く人たちにも協力を呼びかけることが大切です。

わずか数分かもしれませんが、その分、賃金がごまかされています。

それに、こうした違法行為がはびこっているのであれば、その他にも何かあるはずです。

不平不満を抱えていては、気持ちよく働くことができません。ぜひ改善のために行動しましょう。

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着替えはタイムカードを押してからやれと言われた

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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