「不要不急の集まり」本当に避けられるのか

新型コロナウィルスの感染者は国内ですでに400名を超えていますが、対策は遅れています。

政府から、不要不急の外出を控えるよう呼びかけが打ち出されました。しかし、それぐらいなら誰にでも言えることではないでしょうか。

そして、本当にこれができるでしょうか。

熱が出ても職場に行かなければならない

熱が出ても、風邪を引いても職場へ行ったことのある人は多いはずです。

収入が減る、有給休暇を使えない、仕事が終わらないといった理由です。

しかし、今回の新型コロナウィルスにも同じことをしていたら確実に蔓延することになります。

労働者にとって、仕事は生活に直結します。職場はもちろん、職場への通勤につかう満員電車などを考えれば、感染を防ぐためには仕事を休む・休める仕組みを早急に作るべきでしょう。

休みにしてほしい!!

なかなか休めないので、休みになるようにしてほしいという意見が出ています。

「不要不急の外出を避けて」と発表するだけでなく、もう一歩踏み込んで、休業中の賃金を保障するしくみを整えるなど、蔓延を防ぐとりくみはたくさんあるはずです。

企業の中には、独自に動いているところもあります。

これまでの日本社会には、ちょっと体調が悪いだけでは休まない方がいいという風潮がありました。目の前の危機に際して、この風潮は捨て去るべきです。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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