優しい先輩からセクハラされたときはどうしたら

会社といえども、人間の集まりです。いろいろな人間関係が生じます。面倒見のいい上司、カバーしてくれる先輩もいるでしょう。

でも、そういう人からセクハラを受けたらどうしたらいいでしょうか。

嫌なものは嫌と言っていい

ハラスメントを受けたときに、一番大事なことは「嫌なものは嫌と言っていい」の原則です。

拒否する姿勢がないと、相手は拒否されているという自覚が産まれないので、同じことを繰り返してきます。

嫌なものは嫌だとはっきり意思表示してください。

仮に、そうした意思表示をしたために、仕事上での対応が変わったり、嫌がらせをするのならば、それがハラスメントです。仕事上頼りになる、よくしてくれるのは、何も個人的な見返りを求めているからではありません。仕事上のつきあいだからです。

逃げたり相談したりしよう

その場から逃げるなど、場合によってはそうした対応も必要です。周りに人の目があるところに移動しましょう。

また、一人で抱え込まないようにしてください。

会社には、セクハラ相談窓口があります。もし、その窓口がうまく機能しないときは、外部の力を借りましょう。弁護士や労働組合を頼るといいでしょう。

会社に労働組合がなくても、おすまいの地域で活動する労働組合があります。にいがた青年ユニオンもそうした労働組合の一つです。

ケースによっては、「自分も悪かったから」と自分を責めてしまうこともあります。大事になるのではないかと心配かもしれません。

でも、まずは誰かに相談してみてください。それから今後どうしたらいいのか考えていきましょう。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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