それブラックバイト?これは危ないアルバイト

バイト先が「ブラックバイトではないか」とお問い合わせいただくことがあります。

ブラックバイトとは、学業に支障をきたす労働を強いられたり、過重労働や違法行為が当たり前になっているアルバイトのことです。

辞めたあとも引っかかる

ブラックバイトを辞めた後も、悶々とした気持ちで過ごす人もいます。ひどい扱われ方をされたはずなのに、自分が我慢ができなかったから、自分に甘えがあったのではないかと思うからです。打ちひしがれた経験は、その後の人生にマイナスです。

これからバイト始める人も、ブラックバイトの特徴を理解してどうしたらいいかを理解してみましょう。

休みたいのに休ませてもらえない

学業に合わせてシフトの希望を提出しても、それに反して使用者の都合の良いようにシフトを組まれることが日常的になると、学生生活がおろそかになります。

学生は学業が最優先です。授業やテスト勉強のための休暇も正当な理由です。学業よりもバイトを優先して、学業に支障をきたしたり留年してしまったら本末転倒です。

サービス残業させられる

仕事は、労働時間に対して賃金が支払われるものです。始業時刻よりも早く仕事を始めなければいけなかったり、終業時刻よりも仕事しなければいけない、休日などで長時間働いているときに途中の休憩がないなど、日常的に残業をさせられ、さらに残業代も出ないことがあります。

職場の清掃や打ち合わせ、着替えの時間も労働時間です。

労働時間は1分単位で管理するもので、15分単位や30分単位に丸められるのは違法です。

残業代を出さない職場は、ブラックバイトです。

賃金が最低賃金よりも安い

個人店であろうと、最低賃金法は守らなければなりません。

最低賃金未満で働かされていないか確認してみましょう。最低賃金未満の賃金しか支払われていなかった場合には、まずは使用者に確認してみましょう。それでも無視されたら労働基準監督署に申告してください。

辞めさせてもらえない

アルバイトを辞めようとすると「損害賠償請求するぞ」などと脅されたり、人手が埋まらないからやめないでくれ、代わりの人を連れてこい、退職すると罰金を取るといわれたり、最後の賃金を手渡しにするから取りに来いなどと、退職させないためのいろいろな妨害行為が続き、なかなかやめさせてもらえないことがあります。

気の弱い学生にとっては対処が困難です。外部の専門家を頼りましょう。

頻繁に呼び出しがかかる

人手が不足した職場だと、忙しくなったときに頻繁に呼び出しがかかり、当初の約束よりもたくさん働かされるようになっていることがあります。

学業に差し支えない範囲で対応するようにしましょう。

過剰なノルマ

達成困難な販売ノルマを課せられることがあります。流行りもの・季節商品を扱うコンビニやスーパー等で見られます。 例えば、クリスマスシーズンにクリスマスケーキの販売個数を一覧表にして掲載されたり、ホール2個が最低のノルマとして自腹で買わされるという話があります。

罰金を課されたり弁償させられる

販売ノルマが達成できなかったり、お皿を割ってしまった、レジが合わない、商品を汚してしまったなど理由で、罰金や弁償を求める使用者がいます。

明らかに労働者の過失が認められる場合はともかく、基本的に労働者のミスは使用者の責任です。真面目に働いている中でこうした請求は認められません。

求められても支払ってはいけません。また、天引きされたら、違法なので、労働基準監督署に申告しましょう。

怪我をしても労災にしてくれない

通勤の途中や業務中に怪我をした場合は労働災害です。医者にかかった場合、自腹で支払う必要はありません。病院窓口で「労働中のけがです」と申し出ましょう。

アルバイトであれば労災についてあまり知らないかもしれませんが、病院に聞けば教えてくれます。

研修期間がずっと続く

募集金額よりも研修期間中は低い時給でスタートすることがあります。問題は、試用期間がいつまで続くかわからない場合です。

試用期間の上限期間を定める法律はありませんが、一般に6ヶ月とされています。

労働条件明示書で確認しましょう。

パワハラがある

叩く、殴るなどの暴行を受ける、同僚の目の前で叱責される、必要以上に長時間にわたり繰り返し叱責される、過大なノルマを押しつけられる、プライベートな内容を繰り返し聞かれるなど、これらはパワーハラスメントです。

そのようなことが自分の身に起きなくても、周りに蔓延している職場は、ブラックな職場です。

バイトは適度に

生活費や授業料を稼ぐために、学生でもアルバイトをしなければならない人が増えています。そのために、学生バイトだからといって、簡単に辞められない事情があります。

職場も非正規労働者が多く占めていて、学生バイトだからと特別扱いしてくれないこともあります。

ブラックバイトにはまってしまったら、早めに専門家に相談しましょう。ブラックバイトのせいで体調を壊したり、単位を落としてしまったら、本末転倒です。

専門家に相談しよう

もし気になることがあったら、まず専門家に相談しましょう。

たとえば、にいがた青年ユニオンのような労働組合は、お住まいの近くにもあります。

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にいがた青年ユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。「にいがた」発祥ではあるが、どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できる。もちろん、「青年」でなくても加入できるが、労働組合に関わってこなかった新しい感性を発揮してくれることを望んでいる。

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