社内労組がまともじゃなくて困っている

こんなご相談です。

社内にある労組が、まともな運営をされておらず、私は加入していないのですが、ユニオンショップ協定を結ぶ準備をしていると聞き、驚いています。どうしたらいいでしょうか。

組織は内部から変える

原則として、ある組織がおかしいとき、外部からあれこれ言っても何も変わりませんし、彼らも変える必要がありません。

ですから、ある組織をまともにしたいときは、自分もその構成員になって、運営に関わるのが第一です。もちろん、その際、一人では変えられませんので、必ず仲間を作りましょう。民主主義の原則に基づくことが必要です。

もしかしたら、ひとりよがりという場合も考えられます。自分の考えや理想を周囲の人に語ったときに、ちゃんとした反応があるかどうか、自省してください。

ユニオンショップ協定そのものは、会社従業員をすべて労組員として組織して、不当な賃下げや労働条件の低下を避けるために有用です。一方で、「会社の犬」のような労働組合が会社側とつるんで、「御用組合」「第二人事部」と揶揄されるようになっていると、労働者の団結を妨げます。

レインボーユニオンは、労働組合です。ユニオンショップ協定は、どの労組員であるかを区別しませんので、レインボーユニオンに加入すれば、問題の労組に加入しなくても、解雇されることはありません。

労働組合とは何か、どのように仲間を増やせばいいか、そうした知恵を学ぶために、レインボーユニオンに加入する方法があります。ぜひ一考してみてください。

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にいがた青年ユニオンとレインボーユニオン

2008年に誕生した労働組合。労働条件だけでなく、暮らしや健康問題にも強い関心を持つ。どこに住んでいても、どのような働き方でも加入できることから、2020年に「レインボーユニオン」に改名。にいがた青年ユニオンは、レインボーユニオンの新潟県支部になる。

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