脳・心疾患の労災認定の基準が改定

脳・心疾患の労災認定基準が20年ぶりに改定され、運用が始まりました。 残業が「過労死ライン」とされる月80時間以外の負荷として、不規則な勤務、休日のない連続勤務、身体的な負荷を伴う業務が明記されました。一方、労働時間の評価に関しては変わっていません。 従来でも、労災認定の際には、勤務形態などを加味す… 続きを読む

   

これ求人詐欺?

就職先はインターネットで探せるようになりました。もちろん、ハローワークのサービスを利用することもできますが、民間の求人サイトもあります。 しかし、求人の内容を見て応募したのに、面接の後で違う条件を提示されたことはありませんか。どうやらこういうことは少なくないようです。 インターネットで求人情報が得ら… 続きを読む

   

長時間労働はどんどん申告しよう

あなたの職場で長時間労働がはびこっていたりしませんか。長時間労働は、労働者の健康をむしばむことはもちろん、効率を悪くします。 働き方改革によって、残業の上限時間が定めました。もちろんその範囲内でサブロク協定を結ばなければなりません。それを超えて働かせることは違法です。 新潟労働局は、2020年度に調… 続きを読む

   

労働組合に加入した後どうやって交渉するの

レインボーユニオンに持ち込まれる相談には、いろいろなものがあります。相談した後、何が起きるのかわからないから、相談を躊躇する人もいるかもしれません。あるいは労働組合に対するマイナスイメージがあって、相談しにくいという人もいるでしょう。 ここでは私たちに労働相談が持ち込まれたとして、その後どうなるかお… 続きを読む

   

ぜひ利用を!小学校休業等対応助成金支援金が再開

厚生労働省が9月7日、新型コロナウィルス感染症に関係して、小学校などの臨時休業等により、仕事を休まざるを得なくなった保護者に対して、「小学校休業等対応助成金・支援金」制度を再開することを明らかにしました。 2021年8月から12月31日までに取得した休暇が対象。

   

ハラスメントで困っていたら

コロナ禍で、片や過密労働、片や失業と、労働の世界は二極化しています。 人減らしをしたいが、助成金の関係があって解雇はしたくないというわがままな使用者の中には、ハラスメントという手段を使って、退職するように仕向ける人までいます。

   

新しい政治の選択を

総選挙が近づいています。 市民連合が、立憲野党に求める新しい政治の「選択肢」要請署名に取り組んでいます。 自公政権は、新型コロナウィルス感染症に対して「自粛」を求める一方、東京五輪を開催し、矛盾した政策を実行しました。医療体制が逼迫していますが、それは、私たちのいのちをないがしろにして、病床や保健所… 続きを読む

   

解雇の話が出てきた!そのときどうしたら

コロナ禍で業績の悪い会社もあります。休業手当を払い、雇用調整助成金を利用することで、雇用を維持している会社もあるでしょう。この場合、労働者を解雇すると、助成率が低下します。 そうはいっても、使用者によっては、労働者を解雇しようとするでしょう。それが、あなたの番かもしれません。そのときどう対処するのが… 続きを読む

   

今日から自転車配達人とITフリーランスが労災保険の特別加入対象に

2021年9月1日より、労災保険の特別加入の対象が広がります。対象は、自転車を使用して貨物運送事業を行う者とITフリーランスです。 本来、労災保険は会社に雇用される労働者を対象としていますが、その働き方が労働者に似ている建設業の一人親方や個人タクシー運転手など、保険料を全額本人負担とすることで、労災… 続きを読む

   

「7時間15分で会社を辞めた」について解説

アパレル店に行くと、売り子さんたちが自社製品の服を身につけている様子がわかります。このときの店員をマネキンと言いますが、まさに人形のあれになっているというわけです。 そして、その洋服は制服のはずなのに、買い取らされている実態がうかがえます。今回は、その様子を漫画で書いた「7時間15分で会社を辞めた」… 続きを読む

   

最賃引き上げでも1割の中小企業「正規雇用を増加」

今年度の最低賃金の引き上げに対して、経営に大きな影響があるからといって、一部の使用者団体は猛反発していました。しかし、多くの中小企業はそう考えていないことが明らかになりました。 最低賃金引き上げによる影響では、8割以上(構成比83.4%、7745社)の企業が当面の人員戦略には「影響は与えない」と回答… 続きを読む

   

バイト先を辞めようと思ったのに

授業料や生活費のために、アルバイトをしている学生が増えています。 その一方、新型コロナウィルス感染症の広がりが収まりそうもなく、飲食関連では仕事がなくなり、小売関連では人手が不足するという二極化が起きています。

   

ワクチン接種は理由があってできないのに

新型コロナウィルス接種について、接種の機会が増えてきました。みなさんの周囲でも、そうした話題になるのではないでしょうか。 一方で、ワクチンの接種は強制ではなく、本人の意思に基づいて実施されるものです。 とりわけ、企業において社員に対し、まとまってワクチン接種を実施する職域接種では、接種を希望しない人… 続きを読む

   

しわ寄せされる非正規労働者 労働力調査から

総務省が労働力調査(詳細集計)2021年4月~6月期の平均を公表しました。 正規労働者は、前年同期に比べ14万人増加で7期連続の増加になっています。一方、非正規労働者は、前年同期に比べ22万人増加しましたが、増加は6期ぶりです。 また、失業者は233万人と、前年同期に比べて19万人増加し、そのうち「… 続きを読む

   

夏のボーナスどうなる

ところで、みなさんは夏のボーナスどうなりましたか? 今年の夏のボーナスは、1万円だけでした。求人募集には約1か月分と書いてあったのに。これってしょうがないのでしょうか。

   

休憩時間をきっちり取れていないとき

新型コロナウィルス感染症は、感染リスクを負いながら働かなければならないエッセンシャルワーカーと、外食を控えたため厳しい経営を強いられた飲食のように、二極化しています。 賃金の低く人手の足りない職場では、休憩時間すら削られることがあります。