退職前に有給休暇を消化することは常識外れなことですか

こんなことがあったそうです。 一緒に働いていた人が急に辞めることになったそうです。残りの有給休暇を全部消化すると1ヶ月ほどになります。上司は嫌な顔をして、「あの人は常識外れだ」と言いふらしています。 同じ職場の人が、陰口を言っていることはとても不愉快です。 その上司にとっては、突然の退職の届け出と有… 続きを読む

   

労働時間は1分単位で計測が必要

たとえば、8時から17時までの仕事だったら、あなたはどういうふうに行動していますか。 労働時間を1分単位で計測しなさいという法律の具体的な条文はありませんが、1分単位で計測することを前提に法律は作られています。 そして、労働時間というのは、使用者の指揮命令下にある時間であって、自分が自由に使える時間… 続きを読む

   

新年おめでとうございます

ついに2024年になりました。あっとゆう間です。 元日から、「令和6年能登半島地震」が起きて、大きな被害が出ています。 レインボーユニオンの事務所のある新発田市では、大きな揺れはありましたが、家の中で棚が倒れることはありませんでした。 新潟県内では、建物が倒壊したり、道路にヒビが入ったりして、いつも… 続きを読む

   

労組組織率16.3%に低下

2023年労働組合基礎調査が公表されました。 2023年6月30日現在の推定組織率は16.3%で、前年比0.2ポイント低下しました。過去最低です。 組織率が低下傾向であることは、労働組合に対する期待が減っていることとして受け止めなければなりません。また、労働組合の強さは、協約適用率で表せるものです。… 続きを読む

   

自動車運転者は労働者か 判断事例を厚労省が掲載

厚生労働省は21日、貨物軽自動車運送業者の自動車運転者に労働者性があるか、判断基準に関する資料をホームページに掲載しています。 個人事業主とされている自動車運転者から労災請求がなされたケースで、労働基準監督署による調査の結果、労働者と判断された場合があることを踏まえたものです。 契約の形は個人事業主… 続きを読む

   

入社7ヶ月目、退職する前に有給休暇は使えますか

こんなご相談です。 入社したらブラック企業でした。身体がもたないので辞めたいと思います。入社から7ヶ月目なので、「有給休暇をすべて使ってから辞めたい」と上司に言ったら、「そんなことできるわけない」と言われました。有給休暇を使うことはできませんか。 年次有給休暇は、 入社から6ヶ月 出勤率が8割以上 … 続きを読む

   

主張しなければ変えられない

こんなご相談です。 求人広告を見て応募しました。あやふやな返事をされて、結局、労働条件明示書は示されませんでした。はじめの給料明細を見ると時給が違います。上司に聞くと「そんなことは知らない」といって取り合ってくれません。確認しなかった私も悪いのですが。 ぜんぜん悪くない 悪いのは、労働基準法で定めら… 続きを読む

   

非正規春闘実行委員会を設立

個人加盟の労働組合が中心となって、非正規春闘実行委員会を設立しました。レインボーユニオンも参加しています。

   

研修に強制参加させられる

こんなご相談です。 私の会社では、研修と称する勉強会があり、強制的に参加させられます。業務ではない、参加は任意だといいながら、参加しないと出世が遅れる、ボーナスがカットされるという噂です。 会社がなんといおうと、人事上の不利益を押し付けて、強制的に研修に出席させることは間違っています。おそらく、社内… 続きを読む

   

残業が30分単位でしか認めてくれないときはどうしたら

「労働時間は1分単位で計算」とこれだけ言われておきながら、いまだに15分単位、30分単位で計算する会社があります。 うちの会社は残業を30分単位でしか認めてくれません。タイムカードも正しく打刻されますが、帳簿では30分単位になります。 労働時間は1分単位で計算しなければなりません。賃金の計算上、15… 続きを読む

   

年休取得率62.1%と過去最高だけど自由に取得しているか疑問

厚生労働省は10月31日、2023年「就労条件総合調査」結果を公表しました。2022年の年次有給休暇の平均取得率は62.1%で1984年以降過去最高となりました。取得日数10.9日も同じく過去最高です。 なお、政府は「過労死等の防止のための対策に関する大綱」で2025年までに年休取得率70%を目標に… 続きを読む

   

休みの日なのに会社から業務連絡が来るのはおかしい

もともと休みの日だったり、有給休暇を取得して休んでいたりするときに、上司から業務連絡が来ることをあなたはどう思いますか。 普通に考えれば、休日というのは労働から解放されているときなので、仕事をする必要はありません。 もし応対を求められたなら、その時間を記録して、賃金を請求することができます。 こうい… 続きを読む

   

芸能関連でも過労死の危険性広がる

一見華やかに見える、芸術や芸能の分野でも過労死の危険性が広がっているようです。 10月13日に厚生労働省が公表した「令和5年版過労死等防止対策白書」で、初めて芸術・芸能分野の調査が行われた。 1週間あたりの拘束時間・労働時間が60時間以上の者が、同調査で明らかになった全業種の就業者全体の7.5%より… 続きを読む

   

月給制のあなたにも関係のある最低賃金が改定される

10月といえば最低賃金の改定の月です。 最低賃金は時給で表されるので、時給で働く人に関係があるもので、フルタイムで働いて月給制の場合には関係がないと思っていないでしょうか。 労働者全体の賃上げに対して、最低賃金の上げ幅が大きいので、いままで無関係だった人もだんだんと影響が出てくるようになっています。… 続きを読む

   

集まって労働組合をつくれば未来は変えられる

使用者と労働者の力関係は、いうまでもなく労働者に不利です。その関係を平等にするべく、労働者は労働組合をつくり集団で対抗します。個人で対抗することには限界がありますが、集団で協力すれば自分たちの手で未来を変えられます。 最近、パート労働者が労働組合をつくり、会社側と交渉していくと報じられました。 「一… 続きを読む

   

固定残業代を出しているからその分は残業しろと言われたら

こんなご相談です。 私の会社では、固定残業代が出ています。20時間分だと説明されています。そうしたところ、「固定残業代を支払っているのだから残業しろ」と言われてました。私は残業したくありません。 固定残業代を支払っているのは損をするはずの会社のほう 固定残業代は、よい手当ではないと考えています。 な… 続きを読む